2010年11月22日
トヨタ、ホンダがEV初公開 ロス自動車ショー主役勢揃い
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フルーツメール
米ロサンゼルス自動車ショーが17日開幕し、トヨタ自動車とホンダは開発中の電気自動車(EV)を初公開した。日産自動車は12月から日米で発売予定のEV「リーフ」を、米ゼネラル・モーターズ(GM)も12月に発売予定のEV「シボレー・ボルト」を出展。次世代エコーカーの主役となる各社のEVが、環境先進地域のカリフォルニアに勢ぞろいした。
同ショーには、約50車種のエコカーが出展された。ロサンゼルスがあるカリフォルニア州は、自動車市場の規模が大きいことに加え、消費者の環境意識も高く、環境技術をアピールする絶好の場となっている。一般公開は19日から28日まで。
トヨタが出展したのは、資本提携した米EVベンチャー「テスラ・モーターズ」(同州)と共同で開発中のスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」のEV試作車。パソコン向けの小型リチウムイオン電池をつなぎ合わせて使用するテスラの技術を取り込んだ。1回の充電で約160キロの走行が可能。2012年に米国市場に投入する計画だ。
ホンダは、主力小型車「フィット」をベースにしたEVを公開した。12年に日米市場で発売する。1回の充電で同じく160キロ程度を走行できる。3段階の走行モードがあり、加速を抑えるモードでは、走行距離はさらに伸びるという。またスポーツモードにすると、動力直結のEVらしい、きびきびとした走りを楽しめる。伊東孝紳社長自らがお披露目し、「完璧なEV」と自信を示した。
日産とGMは、発売を直前に控えた実車を展示することで、EV市場でのリードをアピール。販売を盛り上げたい考えだ。
【15秒バージョン】