2010年05月26日
49歳差対決!青木メラメラ、遼くん“尻込み”
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「バルタスロールの死闘」が今大会でよみがえる!?男子ゴルフツアーのダイヤモンドカップ(27日開幕、埼玉・狭山GC)予選ラウンドの組み合わせが25日に発表され、石川遼(18=パナソニック)は青木功(67=フリー)、昨年覇者の兼本貴司(39=フリー)と同組になった。08年日本オープン以来の同組となる青木からは4日間の同組対決を熱望され、石川も“魔術師”と呼ばれる青木のパッティング技術に大きな興味を示した。
石川との同組と知るや青木は「ジャック・ニクラウスと青木功みたいに4日間、遼とプレーできれば最高だよ」と意欲を見せた。80年全米オープン(ニュージャージー州バルタスロール)で帝王ニクラウスと4日間同組で回り、し烈な優勝争いを演じて2位。30年たっても闘志は衰えず、18歳の昨季賞金王を相手に当時の再現を誓った。
今季は2試合出場でいずれも予選落ちだが、チャリティーマッチでエージシュートを達成するなど調子は上々。約1年半ぶりになる石川とのラウンドに向けて「賞金王にもなったことだし、どういうゴルフをするのか見てみたい。遼はおじいちゃんを連れて大変かな」と余裕の笑みだった。
迎え撃つ石川は「青木さんに成長した姿を見せられる自信はまだない。そういう意味では緊張しますね」と尻込みしながらも「どういうスピードでカップの外を通り過ぎるのか。青木さんのパットのスピード感を見てみたい」。今大会からパターをL字マレット型から以前に使っていたセンターシャフト型に戻したこともあり世界の技を盗もうと虎視たんたんだ。
◆バルタスロールの死闘 ニュージャージー州バルタスロールGCで開催された80年全米オープンでのメジャー史上に残る名勝負。当時37歳の青木と40歳のニクラウスは予選ラウンドから同組となり、3日目を終わってトップで並走。最終日も一歩も譲らぬ優勝争いを展開したが、最後は2打差でニクラウスが青木を振り切り、4日間の大会最少スコアで4度目の大会制覇を成し遂げた。
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