2010年05月12日
遼、主役の風格でファンサービス/国内男子
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男子ゴルフの国内三大大会今季第1戦、日本プロ選手権日清カップヌードル杯の開幕を翌日に控えた12日、会場となる長崎市のパサージュ琴海アイランドGC(7060ヤード、パー70)で昨季賞金王の石川遼ら出場選手が最後の調整を行った。
練習ラウンドの8ホール目、池を越すパー3の17番で石川がファンを沸かせた。ティーショットの後、池の縁にボールを置いて手には5番アイアン。バックスピンをかけた球を水面で跳ねさせる“水切りショット”を披露し「ギャラリーがいればやろうと思っていた」と満足そうに話した。
2日までの中日クラウンズで最終日に「58」をたたき出して今季初優勝。その影響を石川は控えめに表現した。「良い結果が自分を後押ししてくれる。やっている練習が間違ってはいないと」。自ら高めた周囲の期待を受け止め、自然な態度でファンサービス。主役の風格がまた増した。
調子は上々で、ショットを曲げたホールはわずか。勝負とにらむグリーン周りとパットを多く練習した。国内三大大会という“格”への関心は薄いという。「毎週、課題を克服しようと必死なので。これまでの優勝も一打一打を必死でやった結果」。これまでと同じ姿勢で、過去2年は予選落ちした大会に挑む。「最終日に(首位と)5打差以内ならあきらめないでやれる」との言葉に、迫力も漂った。
【15秒バージョン】
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