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リールがグループ2位で決勝トーナメント進出=EL

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ最終戦が16日に行われ、グループCのリールがベルギーのヘントを3−0で破り、グループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。一方、同組ですでに1位通過を決めていたスポルティング・リスボンは、敗退が決まっていたレフスキ・ソフィアに0−1で敗れた。

 首位の座をまい進する国内リーグとは反対に、ELではこの試合まで、1勝2分け2敗とふるわなかったリールだが、勝てばグループ突破、負ければ敗退が決まるこのキーマッチをしっかりものにする勝負強さは持っていた。雪が降りしきる厳しいコンディションの中で、リールは相手ディフェンスのミスにも助けられ、31分に先制。ヘントのDFシュレルがGKへ送った甘いバックパスにオブラニアクが割り入り、奪ったボールをきっちり決めた。

 また56分には、リールのFWフロが、ヘントDFルポワンからボールを奪うと右足でシュートを放ち、2点目を奪取。88分にはソウが、またもヘント守備陣のバックパスにつけ込み、GKを尻目に無人のゴールにボールを送り込んで、決着をつけた。

 試合後、リールのルディ・ガルシア監督は、相手のミスも多かったとはいえ、試合の大部分でしっかり状況をコントロールし、いくつもの得点機を作ったチームをたたえ、「これは今季のELでの、われわれの最良の試合だ。選手たちは、勝負の懸かったこの試合で、わたしの期待に応えてくれた」と満足感を吐露。それから、「欲を言えば、もっと早く得点が欲しかったし、1点ではなく2点リードで前半を終えることもできたと思う。しかし最後まで一貫性のあるプレーができていたことに、非常に満足している。得点機はたくさんあったが、相手GKが良かったし、ゴールポストに当たったシュートもあった。それでも3得点したのだからね。われわれは勝ち上がりに値した」と続けた。

一方、リールのDFマブーバは「今季のELグループリーグでのわれわれの歩みには波があり、いまひとつだったが、それでもグループリーグ突破はできた。もっといい成績は可能だったと思う。でも、最も重要なのは勝ち上がることであり、今は先を見つめたい」と話した。また、この日好調だったオブラニアクは「最初の20分は難しかったが、その後は自分たちのリズムでプレーすることができた。出だしには精神的プレッシャーがあったが、冷静に対処できたと思う」と振り返った。

 最後に、リールの攻撃的MFアザールは「相手のミスで、それも雪でボールが遅くなったことにも助けられて先制できたのは、ラッキーだったと言える」と認めた上で、「このまま進撃だ。僕らは強豪チームと、ビッグなスタジアムで戦うことになる」と、よりハイレベルの決勝トーナメントに思いをはせた。ガルシア監督も「目標は決勝トーナメント進出だったが、それは果たした。チームとして欧州の舞台で経験を積みたい。われわれは、欧州の強豪との対戦を望んでいる」とし、ラッキーな抽選よりも、チームの成長を促すビッグマッチを望んでいることをほのめかした。


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サッカー小僧
始めまして、自称『サッカー小僧』です。 もぅ、現役は離れておりますが、サッカーに対する情熱は冷めることはございません。 サッカー好きが集まるような、ブログにしたいと思っております。 よろしくお願いします。
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