2010年12月14日
C大阪・家長、マジョルカと複数年で完全移籍
C大阪のMF家長昭博(24)が、スペインリーグ1部のマジョルカに移籍することが13日、濃厚となった。関係者によれば、正式オファーを出していたマジョルカ側との交渉が順調に進み、細部の詰めを残す段階に到達。交渉がまとまれば、家長は今週中にもスペインへ渡ってメディカルチェックを受け、現地で正式契約を結ぶ見通しとなった。複数年契約の完全移籍となる見込み。
将来を期待されてきた天才MFが、ついに海を渡る。関係者によると、家長はマジョルカ側との交渉の大枠が「複数年契約での完全移籍」で決まり、あとは細部の詰めを残すだけとなった。
スペインのリゾート地マヨルカ島が本拠地のマジョルカは今夏、欧州リーグの出場権を剥奪されるほど、深刻な経営難に悩まされている。家長は保有権を持つG大阪と契約を残すものの、契約条項により、異例の移籍金ゼロで移籍可能。現在、EU圏外枠は埋まっているが、冬の移籍市場で主力のウルグアイ代表MFゴンサロカストロ(26)、カメルーン代表FWピエール・ウェボ(28)の放出が検討されており、高額年俸選手の放出で空く枠に入ることになる。
家長はG大阪ジュニアユース時代からその名を知られ、ジュニアユース時代の同期だった日本代表MF本田が逃したユース昇格も果たした。出場機会を求めて期限付き移籍した大分では負傷に泣いたが、今季加入したC大阪で完全復活。08年オフには、イングランド2部のプリマスが獲得に乗り出すなど、屈強なフィジカルと卓越した技術は世界に通じる逸材だ。
早ければ今週中にもスペインでメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶ見通し。アルゼンチン代表FWメッシらがプレーする世界最高峰のスペインで、大器が真価を見せつける。
◆家長 昭博(いえなが・あきひろ)1986年6月13日、京都・長岡京市生まれ。24歳。長岡京SCからG大阪ジュニアユース、同ユースを経てトップ昇格。04年6月にJリーグ史上初となる2種登録選手によるデビュー戦初ゴールを決めた。08年、大分に期限付き移籍し、今季はC大阪に加入。07年にフル代表デビューし、来年1月のアジア杯予備登録メンバーに選出。J1通算148試合10得点。173センチ、70キロ。家族は夫人と長男。
将来を期待されてきた天才MFが、ついに海を渡る。関係者によると、家長はマジョルカ側との交渉の大枠が「複数年契約での完全移籍」で決まり、あとは細部の詰めを残すだけとなった。
スペインのリゾート地マヨルカ島が本拠地のマジョルカは今夏、欧州リーグの出場権を剥奪されるほど、深刻な経営難に悩まされている。家長は保有権を持つG大阪と契約を残すものの、契約条項により、異例の移籍金ゼロで移籍可能。現在、EU圏外枠は埋まっているが、冬の移籍市場で主力のウルグアイ代表MFゴンサロカストロ(26)、カメルーン代表FWピエール・ウェボ(28)の放出が検討されており、高額年俸選手の放出で空く枠に入ることになる。
家長はG大阪ジュニアユース時代からその名を知られ、ジュニアユース時代の同期だった日本代表MF本田が逃したユース昇格も果たした。出場機会を求めて期限付き移籍した大分では負傷に泣いたが、今季加入したC大阪で完全復活。08年オフには、イングランド2部のプリマスが獲得に乗り出すなど、屈強なフィジカルと卓越した技術は世界に通じる逸材だ。
早ければ今週中にもスペインでメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶ見通し。アルゼンチン代表FWメッシらがプレーする世界最高峰のスペインで、大器が真価を見せつける。
◆家長 昭博(いえなが・あきひろ)1986年6月13日、京都・長岡京市生まれ。24歳。長岡京SCからG大阪ジュニアユース、同ユースを経てトップ昇格。04年6月にJリーグ史上初となる2種登録選手によるデビュー戦初ゴールを決めた。08年、大分に期限付き移籍し、今季はC大阪に加入。07年にフル代表デビューし、来年1月のアジア杯予備登録メンバーに選出。J1通算148試合10得点。173センチ、70キロ。家族は夫人と長男。
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