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ドイツ・ブンデスリーガは現地時間12日に第16節の残り２試合が行なわれ、内田篤人が所属する15位シャルケは２位マインツを１対０で破り、10位へと順位を上げた。ロイター通信が報じている。

　国内リーグで15位と低迷するシャルケはこの日、好調マインツとアウェイでの対戦。開始８分、ファルファンがエリア内で倒されPKを獲得するも、これをフンテラールが外し、先制のチャンスを逃してしまう。それでも30分、左サイドの突破から最後はファルファンが左足で決め、１点を先制する。

　後半に入るとマインツの反撃に遭い、72分にはGKノイアーが相手選手を倒してPKを献上。ノイアーはこのPKをセーブするも、こぼれ球をクリアしようとした内田がこれを空振り。この流れからシュートを許したが、これはクロスバーに弾かれなんとか事なきを得た。試合はこのまま終了し、シャルケは１対０で勝利を収めた。なお、内田は87分までプレーした。

　この勝利により、シャルケは10位へと大きく順位を上げた。ここまで国内リーグで低迷を続けていたシャルケだったが、ここ６試合の成績を４勝１分け１敗とするなど、調子を上げてきている。

　また、この日行なわれたもう１試合では、矢野貴章が所属する５位フライブルクが、シセの２ゴールの活躍などで最下位ボルシアMGを３対０で下した。なお、矢野はベンチ入りしなかった。