2010年11月16日
U─21サバイバル!エース香川はロンドンまで呼ばない
来年のロンドン五輪予選は、日本代表MF香川真司(21)=ドルトムント=抜きで戦うことが15日、明らかになった。16日に決勝トーナメント1回戦を行うU―21日本代表は、市内の中学校で前日練習を行った。団長を務める日本協会の原博実・技術委員長(52)は、「(香川は)A代表に専念させる」と今後、五輪予選には招集しない意向を示した。
ロンドンまでの道のりは、エース抜き―。日本が登場する五輪アジア2次予選は、来年6月9、23日に行われる。ドイツのシーズンも終わり、香川を招集しやすいタイミング。だが、原技術委員長は「彼はA代表でも主力。そっちに専念させた方がいい。スケジュールがかぶる部分もあるし。A代表、五輪、クラブ、といろいろやって体を疲弊させた選手もいる」と協会として呼ばない方針を固めたことを明かした。
現在、ブンデスリーガで6得点を挙げ、ドルトムントの首位快走をけん引する香川。だが、来年11月からの最終予選も国際Aマッチデーではなく、ドイツのシーズンと重なるため、招集しないもよう。関塚ジャパンは、香川抜きでアジアを勝ち抜かなければいかなくなった。
ただ、今代表の奮闘が決断を後押ししたのも事実だ。今大会はJのスケジュールの関係で、大学生やJで普段試合に出ていない選手が中心。だが、完全アウェーの中国戦を始め、3戦とも圧勝。試合に飢えた選手が瞬く間に成長する姿を目の当たりにし、原技術委員長は「みんなモチベーションが高い。そいうことは大事だよ」と適したチームでプレーさせることの重要性を強調。関塚監督も「本当に、この選手にこれだけの力があったんだなと感じた」と目を細めた。
国内には、名古屋MF金崎、浦和MF山田直、原口、G大阪FW宇佐美ら、この年代の実力者がひしめく。「僕たちは結果を残さなければいけないことは分かっている」とDF鈴木。16日にインド戦から始まる決勝トーナメントは、負けたら終わりの真剣勝負。それはロンドン五輪まで続く代表サバイバルレースの始まりでもある。
ロンドンまでの道のりは、エース抜き―。日本が登場する五輪アジア2次予選は、来年6月9、23日に行われる。ドイツのシーズンも終わり、香川を招集しやすいタイミング。だが、原技術委員長は「彼はA代表でも主力。そっちに専念させた方がいい。スケジュールがかぶる部分もあるし。A代表、五輪、クラブ、といろいろやって体を疲弊させた選手もいる」と協会として呼ばない方針を固めたことを明かした。
現在、ブンデスリーガで6得点を挙げ、ドルトムントの首位快走をけん引する香川。だが、来年11月からの最終予選も国際Aマッチデーではなく、ドイツのシーズンと重なるため、招集しないもよう。関塚ジャパンは、香川抜きでアジアを勝ち抜かなければいかなくなった。
ただ、今代表の奮闘が決断を後押ししたのも事実だ。今大会はJのスケジュールの関係で、大学生やJで普段試合に出ていない選手が中心。だが、完全アウェーの中国戦を始め、3戦とも圧勝。試合に飢えた選手が瞬く間に成長する姿を目の当たりにし、原技術委員長は「みんなモチベーションが高い。そいうことは大事だよ」と適したチームでプレーさせることの重要性を強調。関塚監督も「本当に、この選手にこれだけの力があったんだなと感じた」と目を細めた。
国内には、名古屋MF金崎、浦和MF山田直、原口、G大阪FW宇佐美ら、この年代の実力者がひしめく。「僕たちは結果を残さなければいけないことは分かっている」とDF鈴木。16日にインド戦から始まる決勝トーナメントは、負けたら終わりの真剣勝負。それはロンドン五輪まで続く代表サバイバルレースの始まりでもある。
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