2010年11月15日
ラツィオが上位対決を制して2位堅持 “シチリアダービー”はパレルモが勝利
イタリア・セリエAは14日、第12節の8試合が行なわれ、2位ラツィオと3位ナポリによる上位対決は、サラテの活躍によりホームのラツィオが2−0で制した。またパレルモ対カターニアの“シチリアダービー”は、ハットトリックを決めたパストーレの活躍により、ホームのパレルモが3−1で快勝した。
首位の座をミランに奪われてこの試合を迎えたラツィオは、今シーズン初めてとも言える危機を前にチームが踏ん張りを見せた。ホームの声援をバックに押し気味に試合を進めたラツィオは15分、マウリのロングパスをオフサイドぎりぎりで受けたサラテが左足でたたき込み、幸先良く先制する。これに対し、ナポリはラベッシが巧みな個人技から放ったシュートはクロスバーに嫌われ、ゴールを奪えないまま前半を終える。
迎えた後半は一進一退の攻防で始まるが、チャンスをものにしたのはラツィオの方だった。61分、サラテの絶好のアシストからフロッカリが決め、ラツィオはリードを2点に広げる。この追加点で余裕ができたラツィオは、サラテのシュートがクロスバーをたたくなどダメ押しゴールこそ奪えなかったものの、ナポリの反撃を許すことなく完封勝利。この結果、ラツィオが連敗を2で止め、ナポリは連勝が3でストップした。
一方、ホームにカターニアを迎えたパレルモは、欧州の並み居るビッグクラブが熱視線を送っているパストーレがその実力を存分に見せ付けた。序盤から激しい打ち合いとなった試合は33分、バルザレッティの左クロスをパストーレが頭で合わせ、パレルモが先制してハーフタイムを迎える。
これに対し、カターニアも後半開始直後の46分、右CKからテルリッツィがたたき込み、試合を振り出しに戻す。だが、カターニアの喜びもつかぬ間の47分、パレルモはパストーレが再びゴールを決め、あっさりとリードを奪い返す。これで波に乗ったパストーレは、85分にもマッカローネの左からの折り返しをたたき込み、パレルモが大黒柱のハットトリックにより宿敵を沈めた。なお、カターニアの日本代表FW森本貴幸はベンチ入りメンバーから外れた。
首位の座をミランに奪われてこの試合を迎えたラツィオは、今シーズン初めてとも言える危機を前にチームが踏ん張りを見せた。ホームの声援をバックに押し気味に試合を進めたラツィオは15分、マウリのロングパスをオフサイドぎりぎりで受けたサラテが左足でたたき込み、幸先良く先制する。これに対し、ナポリはラベッシが巧みな個人技から放ったシュートはクロスバーに嫌われ、ゴールを奪えないまま前半を終える。
迎えた後半は一進一退の攻防で始まるが、チャンスをものにしたのはラツィオの方だった。61分、サラテの絶好のアシストからフロッカリが決め、ラツィオはリードを2点に広げる。この追加点で余裕ができたラツィオは、サラテのシュートがクロスバーをたたくなどダメ押しゴールこそ奪えなかったものの、ナポリの反撃を許すことなく完封勝利。この結果、ラツィオが連敗を2で止め、ナポリは連勝が3でストップした。
一方、ホームにカターニアを迎えたパレルモは、欧州の並み居るビッグクラブが熱視線を送っているパストーレがその実力を存分に見せ付けた。序盤から激しい打ち合いとなった試合は33分、バルザレッティの左クロスをパストーレが頭で合わせ、パレルモが先制してハーフタイムを迎える。
これに対し、カターニアも後半開始直後の46分、右CKからテルリッツィがたたき込み、試合を振り出しに戻す。だが、カターニアの喜びもつかぬ間の47分、パレルモはパストーレが再びゴールを決め、あっさりとリードを奪い返す。これで波に乗ったパストーレは、85分にもマッカローネの左からの折り返しをたたき込み、パレルモが大黒柱のハットトリックにより宿敵を沈めた。なお、カターニアの日本代表FW森本貴幸はベンチ入りメンバーから外れた。
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