サッカー通よ集まれ！！

ロシア・プレミアリーグは現地時間14日に第28節の試合が行なわれ、首位ゼニト・サンクトペテルブルクはホームで８位ロストフと対戦し５対０で勝利。２試合を残して見事３季ぶり３度目のリーグ優勝を果たしている。ロイター通信が報じた。

　前週に本田圭佑が所属するCSKAモスクワに１対３と敗れ優勝がお預けとなっていたゼニト。ロストフ相手に前半を１点リードで折り返すと、PKでさらに１点を追加し迎えた82分、ケルジャコフが３点目を奪って試合の行方をほぼ決定付ける。その後も88分に途中出場したブハロフが、試合終了間際に２ゴールを挙げ５対０で試合をモノにし、ゼニトが大勝でリーグ頂点の座を確定した。

　５月にはロシアカップを制覇し今年の国内タイトルで二冠を達成したゼニト。就任１年目でチームを優勝に導いたルチアーノ・スパレッティ監督は、露『NTV』に対し「チームには（勝利への）大きなプレッシャーがあった。ここ４カ月の間、そのような状況だったよ。大きくリードしていたし、なんとしても我々がタイトルを勝ち取らなくてはならないと、周囲の人も考えていたからね」とコメント。２位CSKAに８ポイント差をつけながらも決して楽な優勝ではなかったと語った。

　最後にスパレッティ監督は、「でもどのチームも我々に勝ることはなかった。我々はすべての試合で奮闘してきたね。選手たち、オーナーやすべてのファン、そしてこの美しい（サンクトペテルブルクの）町に感謝したい」と述べ、チームを支えるすべての人たちに敬意を表している。