サッカー通よ集まれ！！

チェルシー（イングランド）は現地時間11日、助監督を務めるレイ・ウィルキンス氏（54）が、クラブを退団したと発表した。ロイター通信が報じている。

　カルロ・アンチェロッティ監督の右腕として、コーチングスタッフと選手の橋渡し役を務めていたウィルキンス氏だったが、この日突如退団が発表された。チェルシーのCEO（最高経営責任者）を務めるロン・グーレイ氏は、クラブの公式HP上で「クラブに関わる全ての人に代わって、レイのこれまでのクラブへの貢献に感謝したい。我々は彼の今後の成功を願っている」と声明を発表した。

　現役時代にチェルシーで179試合に出場した経験を持つウィルキンス氏は、ルイス・フェリペ・スコラーリ氏が指揮官を務めていた際に助監督に就任。その後、フース・ヒディンク氏、アンチェロッティ監督の下でもアシスタントを務めていた。

　なお、チェルシーはHP上で、クラブ側とウィルキンス氏が契約延長に至らず、即座にチームを離れることになったと説明している。