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LFP（スペインサッカーリーグ）は現地時間11日（以下現地時間）、今月最終週に予定されているバルセロナとレアル・マドリーによる「クラシコ」を、28日に実施されるカタルーニャ州選挙との日程重複を避けて翌日の月曜日に開催すると発表した。ロイター通信が報じている。

　LFPは今回の決定を「２つの大きなイベントが同じ週末に開催されると、警備上の問題が生じるため」と説明。カタルーニャ州選挙との兼ね合いを考えた結果として29日の開催を決めたと発表している。

　この決定を受け、バルサの財務・マーケティング部門の責任者を務めるマネル・アロヨ氏は、クラブの公式TVのなかで「我々は日曜日の開催を望んでいた。だが当局の決定は理解できるものだ。警備上やTV放送のスケジュールなどの問題があるからね」とコメント。ビッグマッチとしては異例の月曜日開催にも理解を示した。

　バルサとレアルが対戦する伝統の一戦「クラシコ」は、昨季はバルサが２連勝。リーグ戦の最終的な勝ち点が、首位バルサ「99」２位レアルが「96」だったことを考えても、この試合が国内リーグでの優勝の行方を決定する大きな要素となっていることは明らかだ。

　監督就任以来クラシコで４連勝中のペップ・グアルディオラ監督と、初のクラシコに臨むレアルのジョゼ・モウリーニョ監督。現在勝ち点１差で首位を争う両チームにとって、今季最初のクラシコは序盤戦の大一番となる。