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セビージャ、バレンシアとの強豪対決に快勝し6位浮上

リーガ・エスパニョーラは8日、第10節の残り1試合が行われ、セビージャがバレンシアとの強豪対決を2−0で制した。この結果、セビージャは8位から6位に順位を上げる一方、バレンシアは4位から5位に後退した。

 試合は、ホームの大声援を受けたセビージャが前線からの厳しいプレスにより主導権を握り、守備を固めたバレンシアがカウンターのチャンスを待つ展開となる。セビージャは右サイドから何度も鋭い突破を見せたペロッティのクロスにルイス・ファビアーノが合わせるが、GKセサルの攻守に阻まれる。一方のバレンシアもセサルからのロングボールを受けたマタがシュートを放つが、GKバラスに止められる。

 お互いに先制機を逃した両チームが一進一退の攻防を繰り広げる中、試合の流れを大きく左右する出来事が起きる。25分、セビージャのDFカセレスとバレンシアのMFトパルが激突した場面で、ゴンサレス主審がトパルを一発退場処分としたのだ。不可解な判定にも屈することなく無失点で試合を折り返したバレンシアだが、前半途中で右足を痛めながらもプレーを続けていたGKセサルがハーフタイムで交代するという新たなアクシデントに見舞われる。

 これに対し、セビージャのマンサーノ監督は後半の早い段階で中盤のロマリッチに代えて前線にネグレドを投入。2トップから3トップにシステムを変更すると、この作戦が見事にはまる。54分、カセレスのミドルシュートをGKグアイタがはじき、このボールをネグレドがたたき込んでセビージャが数的優位を生かして先制する。この日、何度もオーバーラップを見せたカセレスは、その直後にも右サイドから正確なクロスを送るが、ルイス・ファビアーノのボレーはクロスバーを直撃。しかし迎えた77分、カヌーテのパスを受けたダボの右クロスをアルファロが頭で押し込む。この追加点で試合を決定付けたセビージャがそのまま2点差で勝利を収めた。


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サッカー小僧
始めまして、自称『サッカー小僧』です。 もぅ、現役は離れておりますが、サッカーに対する情熱は冷めることはございません。 サッカー好きが集まるような、ブログにしたいと思っております。 よろしくお願いします。
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