2010年11月09日
モリーニョ監督「ベルナベウで戦った中で、アトレティコはわれわれを最も苦しめた」
7日に“サンチャゴ・ベルナベウ”(レアル・マドリーの本拠地)で行われたアトレティコ・マドリーとの“マドリー・ダービー”に2−0で勝利したレアル・マドリーのジョゼ・モリーニョ監督は試合後のインタビューで、勝ち点3を獲得できたことに満足感を示した。その一方で、「ベルナベウで戦った試合の中で、アトレティコはわれわれを最も苦しめた」と述べ、相手のアグレッシブなスタイルを高く評価した。
「ベルナベウで戦ったこれまでの試合の中で、アトレティコは間違いなくわれわれを最も苦しめたチームと言えるだろう。われわれはよく鍛えられ、組織された強敵から勝利をつかむことができた。彼らは攻めに転じた瞬間に最低でも4人の優れた選手が前線に飛び出し、ゴールを狙ってきた。楽に中盤での主導権を握らせてくれない厄介な相手だったからこそ、2−0というスコアはわれわれにとって理想的な展開だった。選手を入れ替え、常に試合をコントロールできたことに満足している。終盤になって少しリズムを落としたのは疲労からではなく、試合をコントロールするためだった。中盤で(マハマドゥ・)ディアラ、シャビ・アロンソ、ケディラを組ませることで相手のスペースを消し、失いかけていたリズムを取り戻すことに成功した」
この試合でチャンスを有効に生かせずわずか2得点にとどまったレアル・マドリーだが、モリーニョ監督は大量得点を奪った試合に負けず劣らず選手たちのプレーを賞賛した。
「今日の試合で、われわれが実力を十分に発揮できず、大量得点を奪えなかったとしたら、それはわれわれの力不足というよりも、むしろ相手のレベルが高かったことに原因があると言える。しかし、たとえ6点奪ったとしても、この勝ち点3の重みは何ひとつ変わらない。今日の試合で選手たちが見せてくれたプレーにわたしは非常に満足している」
また、モリーニョ監督はDFながら先制点をたたき出したリカルド・カルバーリョと、守備的MFケディラの2人の献身的な活躍を高く評価した。
「いつもエキサイティングなプレーを披露する選手たちばかりに注目が集まりがちだが、今日の試合で最高の活躍を見せてくれた選手を挙げるとすれば、それはカルバーリョとケディラの2人だろう」
さらに、モリーニョ監督はクリスティアーノ・ロナウドのチームへの貢献度の高さをあらためて強調した。
「この試合、クリスティアーノはまさにチームの一員として理想的とも言えるプレーを見せた。これこそ、わたしが彼に望んでいることだ。彼に『どんな時でも、ピッチ中央でパスを受け、トップスピードで仕掛け、ゴールを決めてくれる』などと期待する訳にはいかない。彼はゴール以外にも、一つひとつのプレーで違いを生み出せる選手だ。彼には本当に満足している」
最後にモリーニョ監督は、10日に行われるスペイン国王杯4回戦、ムルシアとの第2戦にベンゼマをスタメン起用する可能性を示唆した。
「イグアインはゴールこそ逃したが、チーム中で要求されている仕事をきっちり遂行した。そして、74分からピッチに入ったベンゼマも、『無理に仕掛けず、ボールをキープし、味方のフォローを優先させる』という自身に求められたプレーをよく理解していた。彼の献身的なプレーのおかげで、われわれは再び試合のコントロールを取り戻すことができた。10日のムルシア戦では、スタメンで出場し、日々成長していることを示す機会が与えられる可能性も十分にあり得るだろう」
「ベルナベウで戦ったこれまでの試合の中で、アトレティコは間違いなくわれわれを最も苦しめたチームと言えるだろう。われわれはよく鍛えられ、組織された強敵から勝利をつかむことができた。彼らは攻めに転じた瞬間に最低でも4人の優れた選手が前線に飛び出し、ゴールを狙ってきた。楽に中盤での主導権を握らせてくれない厄介な相手だったからこそ、2−0というスコアはわれわれにとって理想的な展開だった。選手を入れ替え、常に試合をコントロールできたことに満足している。終盤になって少しリズムを落としたのは疲労からではなく、試合をコントロールするためだった。中盤で(マハマドゥ・)ディアラ、シャビ・アロンソ、ケディラを組ませることで相手のスペースを消し、失いかけていたリズムを取り戻すことに成功した」
この試合でチャンスを有効に生かせずわずか2得点にとどまったレアル・マドリーだが、モリーニョ監督は大量得点を奪った試合に負けず劣らず選手たちのプレーを賞賛した。
「今日の試合で、われわれが実力を十分に発揮できず、大量得点を奪えなかったとしたら、それはわれわれの力不足というよりも、むしろ相手のレベルが高かったことに原因があると言える。しかし、たとえ6点奪ったとしても、この勝ち点3の重みは何ひとつ変わらない。今日の試合で選手たちが見せてくれたプレーにわたしは非常に満足している」
また、モリーニョ監督はDFながら先制点をたたき出したリカルド・カルバーリョと、守備的MFケディラの2人の献身的な活躍を高く評価した。
「いつもエキサイティングなプレーを披露する選手たちばかりに注目が集まりがちだが、今日の試合で最高の活躍を見せてくれた選手を挙げるとすれば、それはカルバーリョとケディラの2人だろう」
さらに、モリーニョ監督はクリスティアーノ・ロナウドのチームへの貢献度の高さをあらためて強調した。
「この試合、クリスティアーノはまさにチームの一員として理想的とも言えるプレーを見せた。これこそ、わたしが彼に望んでいることだ。彼に『どんな時でも、ピッチ中央でパスを受け、トップスピードで仕掛け、ゴールを決めてくれる』などと期待する訳にはいかない。彼はゴール以外にも、一つひとつのプレーで違いを生み出せる選手だ。彼には本当に満足している」
最後にモリーニョ監督は、10日に行われるスペイン国王杯4回戦、ムルシアとの第2戦にベンゼマをスタメン起用する可能性を示唆した。
「イグアインはゴールこそ逃したが、チーム中で要求されている仕事をきっちり遂行した。そして、74分からピッチに入ったベンゼマも、『無理に仕掛けず、ボールをキープし、味方のフォローを優先させる』という自身に求められたプレーをよく理解していた。彼の献身的なプレーのおかげで、われわれは再び試合のコントロールを取り戻すことができた。10日のムルシア戦では、スタメンで出場し、日々成長していることを示す機会が与えられる可能性も十分にあり得るだろう」
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