2010年11月08日
初の国際大会にワクワク U21代表の水沼
8日夜(日本時間午後8時開始)に行われるサッカー男子1次リーグの日本−中国戦。12年ロンドン五輪を目指す21歳以下(U21)日本代表が初めて迎える国際大会の試合を、ひときわ心待ちにしているのが、元日本代表を父に持つ20歳のMF水沼宏太(栃木)だ。
攻撃的ながらも、豊富な運動量で守備への参加も惜しまないプレーが持ち味。ここまでの練習試合では右サイドで起用され、背番号「10」を背負う。父は、現役時代に日産自動車、横浜マで活躍し、現在解説者の貴史さん(50)。父親譲りの才能は早くから注目され、06年の17歳以下(U17)のアジア選手権では日本代表の主将を務め、チームの優勝、翌年のU17ワールドカップ(W杯)出場に大きく貢献した。
07年途中にユースから昇格し、父と同じ横浜マのユニホームに袖を通したものの、08年から2年間でリーグ戦出場は22試合。今季も出場機会に恵まれず、J2栃木への期限付き移籍の道を選んだ。ジュニアユースから横浜マ一筋。愛着もあり、J2への移籍は勇気のいる決断だったが、「試合に出るため、五輪に出るため、移籍した」と語る。
Jリーグが佳境を迎える時期に重なったこともあって、今回のU21日本代表はクラブ事情に配慮して国内の有力選手のすべてを招集できておらず、フル代表でも活躍する21歳の香川真司(ドルトムント)もメンバー入りしていない。8日から始まる戦いは、日の丸を背負うチャンスを得た現在のメンバーにとって、ロンドンに向けて生き残りをかけたサバイバルレースでもある。水沼は「いい機会をもらった。運動量とキックの精度をアピールしたい」と力を込める。
各年代での代表経験があるとはいえ、五輪と同じように選手村に入ったのは初めて。「(規模に)圧倒され、(アジア大会に出場するという)実感がわいてきた」と水沼。日中関係が緊張する中で迎える初戦だが「(不安よりも)代表として戦える楽しみの方が強い」。力強く、夢への一歩を踏み出すつもりだ。
攻撃的ながらも、豊富な運動量で守備への参加も惜しまないプレーが持ち味。ここまでの練習試合では右サイドで起用され、背番号「10」を背負う。父は、現役時代に日産自動車、横浜マで活躍し、現在解説者の貴史さん(50)。父親譲りの才能は早くから注目され、06年の17歳以下(U17)のアジア選手権では日本代表の主将を務め、チームの優勝、翌年のU17ワールドカップ(W杯)出場に大きく貢献した。
07年途中にユースから昇格し、父と同じ横浜マのユニホームに袖を通したものの、08年から2年間でリーグ戦出場は22試合。今季も出場機会に恵まれず、J2栃木への期限付き移籍の道を選んだ。ジュニアユースから横浜マ一筋。愛着もあり、J2への移籍は勇気のいる決断だったが、「試合に出るため、五輪に出るため、移籍した」と語る。
Jリーグが佳境を迎える時期に重なったこともあって、今回のU21日本代表はクラブ事情に配慮して国内の有力選手のすべてを招集できておらず、フル代表でも活躍する21歳の香川真司(ドルトムント)もメンバー入りしていない。8日から始まる戦いは、日の丸を背負うチャンスを得た現在のメンバーにとって、ロンドンに向けて生き残りをかけたサバイバルレースでもある。水沼は「いい機会をもらった。運動量とキックの精度をアピールしたい」と力を込める。
各年代での代表経験があるとはいえ、五輪と同じように選手村に入ったのは初めて。「(規模に)圧倒され、(アジア大会に出場するという)実感がわいてきた」と水沼。日中関係が緊張する中で迎える初戦だが「(不安よりも)代表として戦える楽しみの方が強い」。力強く、夢への一歩を踏み出すつもりだ。
【ニュースの最新記事】
この記事へのコメント