2010年10月30日
モリーニョ監督「C・ロナウドはチームのために戦える選手だ」
30日のリーガ・エスパニョーラ第9節、アウエーでエルクレスと対戦するレアル・マドリーのジョゼ・モリーニョ監督は、試合前日に行われた記者会見で、最近調子を上げてきているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの重要性をあらためて強調し、“エゴイスト”との声をきっぱりと否定した。
「クリスティアーノはエゴイストではなく、むしろ正反対の選手だ。ポルトガル代表でチームを勝利に導くゴールを決め、レアル・マドリーでもここまでゴールを量産し続けている。以前は知らなかったが、今では彼の人間性をよく理解しているつもりだ。彼はチームの勝利を何よりも優先する男だ。彼が最高のパフォーマンスを披露してくれている10月は、チームもうまく機能している。彼はチームのために戦える選手であり、今後もそうあり続けてほしいと思っている」
さらにモリーニョ監督は、開幕から低調なプレーに終始しているフランス代表FWカリム・ベンゼマについてもコメントした。
「わたしは、プレーの責任は選手自身にあると思っている。調子を回復させたり、モチベーションを上げたりするのは監督の役目ではない。監督は、あくまで手助けをする存在であって、選手自身が精いっぱいの努力をしない限り状況が変わることはない。最近、ベンゼマについていろいろ言われているようだが、彼のプレーがさえないことは紛れもない事実だ。しかし、だからと言って彼は終わったわけではない。ベンゼマに代わって下部組織の選手を起用するつもりはないし、事実明日の招集メンバーにも入っている。いずれにしても、彼の調子が良くなるよう、われわれは毎日練習に励んでいる」
さらにモリーニョ監督は、具体的な名前は出さなかったものの、同じようにゴール欠乏症に悩むバルセロナのダビド・ビジャを連想させるような口調で、ベンゼマだけに話題が集中している現状に苦言を呈した。
「少し前はC・ロナウドのゴール不足が話題になり、今はベンゼマだ。高額な移籍金で加入しておきながら、期待通りにゴールが決められずにいる選手はほかのクラブにも存在する。しかし、なぜか彼らの名前がメディアで取り上げられることはほとんどない」
またモリーニョ監督は、30日のエルクレス戦の重要性を説いた。
「エルクレスとの一戦は、来週アウエーで行われるチャンピオンズリーグ(CL)のミラン戦より重要な試合と言えるだろう。最悪イタリアでは負けたとしてもまだ先がある。しかしリーガで負けは許されない。ライバルチームの取りこぼしを期待するつもりがない以上、首位を守るためにもわれわれは勝ち続けなくてはならない。だからこそ、明日の試合には最高のメンバーを招集した。負傷明けのセルヒオ・ラモスも体調は良くなってきている。もし明日出場しなければ、それはわたしの判断であって、彼のフィジカルに問題があるわけではない」
さらにモリーニョ監督は、現時点では順位よりも試合内容を評価する方が重要であるとの考えを述べた。
「今の段階では、首位、2位、3位も大きな違いはない。CLのグループリーグで言えば、9〜7ポイントの団子状態のようなものだ。むしろ、チームとしてどんな内容の試合をしているかを判断することが大切だ。その点、わたしはチームのパフォーマンスに満足している。チーム作りを始めてまだ時間が短いことを考えれば、十分に評価して良い成果だと思う。しかも、首位にいることで選手たちにも自信が芽生え始めている。わたし自身も新しい環境での生活にようやく慣れてきた。今でもインテルが懐かしいと感じることもあるが、今はここで幸せな日々を送っている」
「クリスティアーノはエゴイストではなく、むしろ正反対の選手だ。ポルトガル代表でチームを勝利に導くゴールを決め、レアル・マドリーでもここまでゴールを量産し続けている。以前は知らなかったが、今では彼の人間性をよく理解しているつもりだ。彼はチームの勝利を何よりも優先する男だ。彼が最高のパフォーマンスを披露してくれている10月は、チームもうまく機能している。彼はチームのために戦える選手であり、今後もそうあり続けてほしいと思っている」
さらにモリーニョ監督は、開幕から低調なプレーに終始しているフランス代表FWカリム・ベンゼマについてもコメントした。
「わたしは、プレーの責任は選手自身にあると思っている。調子を回復させたり、モチベーションを上げたりするのは監督の役目ではない。監督は、あくまで手助けをする存在であって、選手自身が精いっぱいの努力をしない限り状況が変わることはない。最近、ベンゼマについていろいろ言われているようだが、彼のプレーがさえないことは紛れもない事実だ。しかし、だからと言って彼は終わったわけではない。ベンゼマに代わって下部組織の選手を起用するつもりはないし、事実明日の招集メンバーにも入っている。いずれにしても、彼の調子が良くなるよう、われわれは毎日練習に励んでいる」
さらにモリーニョ監督は、具体的な名前は出さなかったものの、同じようにゴール欠乏症に悩むバルセロナのダビド・ビジャを連想させるような口調で、ベンゼマだけに話題が集中している現状に苦言を呈した。
「少し前はC・ロナウドのゴール不足が話題になり、今はベンゼマだ。高額な移籍金で加入しておきながら、期待通りにゴールが決められずにいる選手はほかのクラブにも存在する。しかし、なぜか彼らの名前がメディアで取り上げられることはほとんどない」
またモリーニョ監督は、30日のエルクレス戦の重要性を説いた。
「エルクレスとの一戦は、来週アウエーで行われるチャンピオンズリーグ(CL)のミラン戦より重要な試合と言えるだろう。最悪イタリアでは負けたとしてもまだ先がある。しかしリーガで負けは許されない。ライバルチームの取りこぼしを期待するつもりがない以上、首位を守るためにもわれわれは勝ち続けなくてはならない。だからこそ、明日の試合には最高のメンバーを招集した。負傷明けのセルヒオ・ラモスも体調は良くなってきている。もし明日出場しなければ、それはわたしの判断であって、彼のフィジカルに問題があるわけではない」
さらにモリーニョ監督は、現時点では順位よりも試合内容を評価する方が重要であるとの考えを述べた。
「今の段階では、首位、2位、3位も大きな違いはない。CLのグループリーグで言えば、9〜7ポイントの団子状態のようなものだ。むしろ、チームとしてどんな内容の試合をしているかを判断することが大切だ。その点、わたしはチームのパフォーマンスに満足している。チーム作りを始めてまだ時間が短いことを考えれば、十分に評価して良い成果だと思う。しかも、首位にいることで選手たちにも自信が芽生え始めている。わたし自身も新しい環境での生活にようやく慣れてきた。今でもインテルが懐かしいと感じることもあるが、今はここで幸せな日々を送っている」
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