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2019年07月16日

Bチームを舐めたらアカン!

440-peoples-free.jpg


 私の担当は、Bチームの子達が主です。

 これは、息子が少年団にいた当時からず〜っとですから・・・もう、結構なものになります。

 時折、Aチームを見る事もありますが・・・本当に稀です。

 ただ、Bチームって何なんだろう・・・って考える事もありますかね・・・やはり。(^^;



 Aチームにいる子達とBチームにいる子達との間には、ハッキリとした差・・・違いが見て取れる訳ではありません。

 余程突出した子でもない限り、どの子も一長一短なんですね。

 AかBかの線引きは、コーチが持っている子供達への印象で決まって行く事となります。

 つまり・・・好みの問題なんです。(^^;



 今見ているBチームの子達は、私が始めて見た時には・・・普通に、当たり前の様に下級生にも完封負けしていた様な子達でした。

 上級生とやれば、怖いと言って逃げてしまう事が常でしたね。(汗)

 勝利と言う言葉からは、縁遠かった子達だったとは言えます。

 今でも、決して勝ち試合が多い訳ではありませんけどね・・・かなり期待の出来る「ワンチャンあるかも!?」って思える位には強くなっています。(笑)



 後期リーグの開幕を前に、Aチーム対Bチームのガチ対決させてみました。

 大差無いって事をどちらにも理解して欲しかったんです。

 それでも勝つのはAチームだって解っていましたから・・・5点差以上の差を着けての勝利がAチームに与えた勝利の条件です。

 ノルマクリアできなければ当然罰ゲームです。(笑)



 A(3部リーグ)対B(7部リーグ)の対決ですからね・・・その位の差は付けて勝利しなければ話になりませんからね。(^-^)b

 いざ、試合が始まると・・・エース不在のBチームが先制し追加点も奪うと言うAチームにとっては、屈辱的な試合展開となります。

 そのまま前半は2−0でBチームが優勢のまま折り返す事となりました。

 これには、たまたま観ていた親御さん達もビックリです。(笑)



 後半は、Aチームの猛攻が始まります。

 5点を何とか返し・・・2−5、その差3点・・・後2点取らないと恐怖の罰ゲームが待っていますから、Aチームの子達も必死です。(笑)

 そこで、私の意地悪でBチームを3−3−1から2−4−1のシステムに変更させます。

 その途端、Aチームの猛攻は影を潜め、Bに流れが傾き始めました。




 結局、そのまま試合終了となり、Aチームは罰ゲームの餌食に・・・。

 練習の終わりに、「AとBとの差なんてこんな物だよ・・・3部にいるチームが7部(最低位)のチームに2点も先制されて、3点差しか付けられないなんて情け無い話だよね。恥ずかしいと思わないと・・・。」って言うと、苦々しそうな顔を皆していましたか。(^^;

 「Bの方は、この程度までは強くなっているから・・・後期の7部リーグの方は、1位目指して頑張るよっ!」って言うと、こちらは何だか手応えを感じられた様な良い表情をしてましたかね。

 Aの方も、この屈辱を機に発奮して貰いたい・・・そう思います。



 ここまで、差が縮まってしまった理由は簡単で・・・Bの子達が頑張ったから・・・その一言に尽きます。

 練習中、Aがダラダラ練習をしている間、Bの子達は・・・私に吠えられながらダラダラ練習をさせて貰えなかったと言うだけの事です。

 やった分だけ上手になったし、動けるようになった・・・そして、勝てるかも知れないと言う所まで自分達が来ている事が嬉しいし楽しい・・・だから又頑張ってみようと思える・・・そんな好循環に多くの子(全員じゃ無いのが残念ですが)が入っているタイミングなんですね・・・丁度。

 前期リーグでは、全敗でしたが・・・内容は決して悪く無かった訳で・・・常に全員出場し、色々なポジションを経験して来た結果・・・なんだろうとも思います。



 Aチームの中に数人入れたって、おそらくそれなりに戦える子達です。

 息子の時もそうでしたが・・・チャンスを与えられた子と、チャンスを与えられなかった子との差・・・それが6年間蓄積され、AはAらしく、BはBらしくなってしまったと言うだけなんだろうと思うのです。

 早い時期に差別化を図り、分けてしまう・・・本当に罪な事を大人はしているのだろうと感じる部分なんですね。

 Aにいては気付かないBの子達の苦悩、Bにいては気付けないAの子達の背負っている物の重さ、お互いにそこを理解できて初めて1チーム化する意味も出て来るのだろうと私個人は考えています。



 BがBである事を望んでいるのは、誰なんだろう・・・って時々思う事があります。

 BがBである内は、Aは本当の意味で強くなんてなれない・・・そんな風に思うのですけどね。(^^;

 BはBのままで良いって考えている人がいるのだとしたら・・・ちょっと残念です。

 後期リーグの成績によっては、全日本県大会出場を賭けたトーナメントに参加する権利を7部リーグのチームと言えど(1位になれれば)得られますからね・・・そこを小学生最後の目標として、Bチームの子達には後少しだけ頑張って貰えたら・・・ってそう思います。



 Bチームだからと言って、舐めてかかったら・・・やられてしまう。

 Aの子達には、良い薬となってくれていると良いのですけどね。

 「残って自主練してく」なんてAの子達が数人残っていたので付き合いましたけど・・・やった事は、フリーキックの練習・・・でした〜Why?(笑)

 それでも、試合結果は少し悔しかったみたいでしたから・・・まぁ、良しとしましょうか。(^^;
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この記事へのコメント
 まるこさん、毎度です!

>AチームとBチームを流動的にする、もしくは流動的に感じさせることってすごく大事だなって思います。

 仰せの通りですよ。(^-^)b

 水も流れなければ淀んで行きますからね。

 入れ替えなり、昇格なり、刺激を与える方法ってある筈なんですけどね。

 多くの場合、それをしないんですよね〜何処のチームも。

>あまりにBチーム歴が長く、コーチもメンバーの入れ替えをする気が微塵もない感じを出していると、まず保護者の気持ちが落ちます…そしてそれなりにやっていた子供もなんとなく自信を無くしていくような。

 Bチームじゃ嫌だッて人は、少年団では少ないのかも知れませんね。

 その辺は、クラブチームとちょっと違うのかも知れません。

 試合に出られる環境さえあれば、少年団はそれで満足って親御さんも子供も多いでしょうか。

 ただ、その中に上を目指したい子や親御さんがいて、そう言う人達には、万年Bチームって事が許せないみたいなんですね。(^^;

 息子もAチーム入りを目指していましたけど、最後までBのままでした。

 ただ、Bならキャプテンとしてフル出場できる訳で、Aなら多分万年ベンチだったんだろうと思うのですよね。

 どちらが良かったか・・・正直難しいんです。(^^;

 ただ、上には上の良さがある・・・少なくとも子供達にとっては、Aチームにいると言う事が大事みたいなんですよね。

>結果はBチームの勝ち(^_^;) 今でも不思議に思いますが…勝ちたいという気持ちで負けたのかなと思います。

 Aチームの子達って、Bチームの子達を下に見ている部分てどうしても在ります。

 舐めていた・・・んだろうと思いますよ。

>Bチームが普段からその気持ちを出せればほとんどAチームなんですよね。

 ん〜技術的な部分も在るとは思いますからね〜気持ちだけでもダメなんでしょうけど・・・気持ちで負けないってのは、大事なんだろうとは思います。

 皆が、そう言う気持ちで常に試合に臨めるのなら、結果もそれなりに付いて来るんだと思うのですけどね。

 その気持ちを維持する事が出来ない所がBチームのBチームたる所以でもありますかね。(笑)

 個々を見て行けば、大差無いのですけど・・・チームとなるとB色を醸し出してしまうのがBチームでもある訳なんですね。

 他人の色に染まりやすいと言うか、楽な方に流され易いと言うか、自分を持っていないと言うか・・・そう言う部分で多くの場合、振り落とされている事が実は多いんだろうと思いますよ。(^^;

>だからメンタルをコントロールしてくれるコーチが必要だと思います。

 上手く乗せてあげる工夫は必要なんだろうと思います。

 アゲアゲで常に行けるとね〜上達って本当に早くなって来る物です。

 叱られる事には慣れっ子でも、褒められる事は殆ど無い子が多いのもBチームの特徴でしょうか・・・。

 萎縮させない様にしないといけないのだと思っていますが・・・何処まで出来ているかは分かりません。(^^;

>息子が4年で初めてなぜかAチームの練習に混ぜてもらった時、その時のコーチは息子のファーストタッチをAチームの中で1番上手いとみんなの前で褒めてくれました。

 息子のコーチもそう言う人でしたね。

 だから、皆がアピールするする。(笑)

 とにかく褒めて欲しいんでしょうね〜。

 子供ってそう言うものなんだと思います。

>その時はただ喜んでましたが(^_^;)今思えば、息子にちょっと自信をつけさせるために、そしてAチームの子の気を緩めないためにそうしたんじゃないかという気がします。

 そう言う事なんだと思いますよ。

 ちょっとずつ皆を刺激して行くんですよね〜そう言う事って。

 負けず嫌いの子達なんかは、それで一気に火が着く事もありますからね。(^^;

 単純と言えば単純なんですけど、子供達の中のライバル心て案外嫉妬に根ざしているとも言えるんですよね。

>ほんとに子供のやる気を上手に持続させることが大事だとあらためて思います。息子がまだへこたれずに頑張っているのはそのコーチのお陰だと思っています。

 そう言う体験が何時までも自分中で生きて行く事ってありますからね。

 切欠なんて本当に些細な事なんだろうと思うのです。

 ただ、その子にとっては一生を左右する程の影響力をもっている事もあるんですよね。

 だから、うかつな事は口に出来ないんですよ・・・。

>ちょっと良かったら一回でもいいからAチームにまぜてみるとかで、子供の気持ちって変わると思うんですよね。

 それは言えますよ!

 もう、指導者に目指しても良い位ですよ・・・まるこさん!(笑)

 息子達もそうでしたね。

 今もそうですけど、BからAに上がるとか、飛び級で上の学年に上がるとか・・・そう言う経験が、一気に子供達を引き上げてくれる事って少なくないんですよね。

 だから、各世代の代表も海外遠征に行く訳なんです。

 上の世界を見に行く、体験するって、本当に良い刺激になるんですよね。

 それだからこそ、そう言うチャンスは皆に与えられると良いのですけど・・・中々そうはいかないのも大人の世界の残念な所なんですよね。(^^;

 また、コメント下さいね!
Posted by (yellow10改め)愚鈍(仮) at 2019年07月16日 10:23
AチームとBチームを流動的にする、もしくは流動的に感じさせることってすごく大事だなって思います。あまりにBチーム歴が長く、コーチもメンバーの入れ替えをする気が微塵もない感じを出していると、まず保護者の気持ちが落ちます…そしてそれなりにやっていた子供もなんとなく自信を無くしていくような。以前息子達もAチームBチーム対決をした事があります。結果はBチームの勝ち(^_^;) 今でも不思議に思いますが…勝ちたいという気持ちで負けたのかなと思います。Bチームが普段からその気持ちを出せればほとんどAチームなんですよね。だからメンタルをコントロールしてくれるコーチが必要だと思います。息子が4年で初めてなぜかAチームの練習に混ぜてもらった時、その時のコーチは息子のファーストタッチをAチームの中で1番上手いとみんなの前で褒めてくれました。その時はただ喜んでましたが(^_^;)今思えば、息子にちょっと自信をつけさせるために、そしてAチームの子の気を緩めないためにそうしたんじゃないかという気がします。ほんとに子供のやる気を上手に持続させることが大事だとあらためて思います。息子がまだへこたれずに頑張っているのはそのコーチのお陰だと思っています。
ちょっと良かったら一回でもいいからAチームにまぜてみるとかで、子供の気持ちって変わると思うんですよね。
Posted by まるこ at 2019年07月16日 09:00
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