2019年06月24日
勝ちに拘る・・・当たり前じゃないの?
「勝ちに拘る」って言葉をよく耳にします。
でも、それって子供達や親御さん達に一々言わないといけない事なんでしょうか?
サッカーって、勝敗を競うゲームですよね?
大会(試合)は全て勝ちに行くに決まっているじゃないですか・・・違いますかね?
勝ちに行く事をまるで悪であるかの様に言う人がいます。
多くは育成オタクか育成マニアの人達なんだろうと思います。
勝ちに拘る事と全員出場すると言う事が並び立たないと考えているからなんだろうと思うのです。
本当にそうなんでしょうか・・・?
勝ちに行く事を理由に、一部の子達の出場の機会が奪われるのであれば・・・それは、ベンチの考え方に問題があるのであって、決して勝ちに行く事が悪い訳ではありません。
最近流行の、お酒による失敗報道に似てますよね〜。(笑)
冷静に考えれば、お酒が悪い訳ではないのですよ・・・やはり。
勝ちに拘る、勝ちに行くと言う事も同じなんです。
一部の子供達を犠牲にしなければ勝てないのなら、その程度のチームですし、その程度の指導力なんだろうと思います。
そこは棚に上げておいて・・・子供達に犠牲を強いるってのは、正直関心出来ませんかね。(^^;
しかし、その一方で・・・偏った選手起用を望む声がある事も知っています。
それでも良いからチームとして結果を残して欲しい・・・って声です。
これまで、そう言う声に支えられて来たのが日本のスポーツ界だったんじゃないのでしょうかね?
その事自体の良し悪しは、私には分かりません。
悪い面ばかりがフォーカスされがちですが・・・良い面もあったのかも知れませんしね。(^^;
ただ、少年サッカーに限って言えば・・・今は、それを改めましょうね・・・ってのがJFAの方針なんです。
指導者がそう言う仏様の様なありがたい声に甘えてしまってはね〜それ以上の指導力の向上は望めないって事でもあるんだと思うのです。
元を正せば、そんなチームに誰がしたの・・・って話でもある訳なんですよね。(^^;
だから、指導者ももっと挑戦して下さいねって事なんだろうと思うのですよ。
楽な方に楽な方に逃げてばかりでは、育成年代の子供達と関わる人間としては不適格だって言われている様にさえ私なんかは感じますけどね〜。(^^;
さて、大分横道に逸れてしまいましたが・・・全員出場で勝ちに行くと言う姿勢が、今は求められていると言う事なんです。
それが、JFAに登録しているチーム、指導者、選手に求められているサッカーの姿でもあります。
全日本の決勝で、全員出場が果たされていない現状に苦言を呈した田嶋会長の声ですら、現場の指導者達は聞こえない振り・・・今日も子供ファーストではなく、指導者ファーストでサッカーを楽しんでいるのが現状なんだろうと思います。(笑)
チビリンピックでは、3ピリオド制が導入される事態になったのもそう言った理由があったからなんだろうと思います。
強制しなきゃ何も変われない・・・自浄できないチーム、指導者が多いと言う事でもありますかね。
もっとも、3ピリオド制に耐えられるチームなんて、今は少数派なんだろと思いますから・・・今更、導入した所で遅きに失した感はありますけどね。(^^;
もっと早く・・・JFAは、この問題に着手すべきだったんだと思います。
私達が子供の頃は、3人までしか交代は出来ませんでしたから・・・今の子達は、そう言う点では恵まれている筈なんですが・・・どうもその恩恵に与る事のできない子達がまだまだ多いのが現状なんです。
全員出場する事は、勝敗に拘らない事と考えている人もいます。
でも、これも間違いなんです。
なぜって、理由は簡単で・・・サッカーは勝敗を競うゲームだから・・・なんです。
勝敗に拘らないのなら、それはサッカーじゃ無いのですよ・・・既に。(^^;
勝敗に拘って遊ぶのがサッカーです。
そして、それは一部の子達だけが遊ぶのではなくて、皆で交代しながら遊ぼうねって方針の下で行われている訳なんです。
私が言っている訳じゃありませんよ・・・JFAがそう言っているんです。(汗)
なら、JFAの傘下である私達は・・・それに従えば良いだけの話・・・なんだと思うのですがね〜皆さん難しく考え過ぎなんでしょうか・・・従えないみたいですね。(^^;
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>私はやっぱり…高学年の公式戦は出られない子がいてもしょうがない派ですね。
そう言う意見も多いですよ。(^-^)b
特に、以前スポーツをやっていた方には、そう言う意見の方が多いでしょうかね?
最終的には、ベンチが「しょうがない」と切り捨てるか、そんなの人としてダメだと拾い上げるか・・・それだけの差なんですよね。(笑)
>実際もうどうしても全員では勝ちに行けないというチームがほとんどじゃないでしょうか?
それは考え方次第ですよね。(^-^)b
全員じゃ勝てないって思うのならそうなんでしょうし、いやいや全員で勝つど〜って燃えているのなら僅かでも可能性はあるのかも知れませんしね。
子供達の力を何処まで信用して上げられるか・・・なんだろうと思います。
大人が勝ちたいって思ったら、全員出場なんて怖くてさせられない事は間違いないですよね。(^^;
>これは指導が行き届いてないとか、家のスタンスも色々だとかあるんでしょうね。
実際には、そこに集った者全てに何かしら負う部分があった筈なんですね。
ただ、最終的なと言うか、総合的なと言うか・・・責任はやはり指導者に在るんだとは思います。
自主練しなきゃ上手くもなれないでしょうし、生活習慣を整えなければ身体も心も頭脳も成長が鈍化するのでしょうし・・・栄養のバランスを考えたり、ストレッチを毎日させたり・・・指導者の力の及ばない部分も相当あるわけなんですよ。
でも、サッカーの結果に対する責任は、指導者が負うべき物なんだろうと思います。
そう言う役割ですからね・・・その為にそこにいるのですから。(笑)
>だからやっぱり、公式戦はある程度熱量のある子の特別な場所としてとっといてほしいです。
その熱量をどうやって測るかですよね?(^-^)b
誰が見ても納得出来る様に客観的な数値が示せるのなら問題ないでしょうけど・・・出来ませんよね?
ほぼ同じレベルの子が出場出来る子と出来ない子に分かれてしまうって事は相当多いんです。
何て言い訳しましょうか・・・。(^^;
これは、私の個人的な意見なんですけど・・・全員出場出来ない事を仕方が無いって口にするのは、指導者の怠慢と保護者のエゴ以外の何物でもないって思っています。
ただ・・・関わってきた大人だって、報われたい・・・と思う気持ちがある事も事実で・・・だから、未だにこの下らない議論は決着が付かない状態なんですよね。(^^;
子供達の気持ちは常に置き去りなんです。
>練習試合は全員で勝ちに行く。公式戦は出たかったらどうやったら出れるのか悩んで頑張る、というのがいいと思います。
そう言う強者の論理も良く分かります。(^-^)b
一見、正論の様にも聞こえますけどね〜小学生に当てはめて良い論理かどうか・・・。(^^;
子供は小さな大人ではありませんからね。
大人や高校生くらいならそう言う事を言っても良いのでしょうけど・・・まだ、身体も心も出来上がっていない年代ですからね。
ちょっと考えさせられます。
もちろん、将来プロになるって鼻息を荒くしている様な子ならね・・・そう言う世界に飛び込んでも良いのでしょうけど・・・多くの子はそうではありませんから。
>それをコーチが見てくれているのが前提ですけど(^_^;)
そう言う事ですよね。(^-^)b
良き理解者がいて・・・と言う所が肝なんだろうと思います。
そう言う指導者なら・・・どんな状況に置かれても、信頼して着いて行けるんじゃないでしょうかね。
多くの子が、そう言う指導者に出会って欲しい物です。
>サッカーは遊び…そうですね、子供達の顔を見ているとほんとに楽しそうにやっています。
放っておけば、夜までやってんじゃないか・・・って子達もいますからね。(汗)
好きな子は、本当に好きみたいです。
>けれど、「サッカーは遊びじゃないもん」と息子は言います。
もちろん、子供達にとっては単なる遊びじゃ無いんですよね。
だって、皆が遊んでいる時間に練習しているんですもの。
本気になって遊べる数少ない遊びなんだろうと思います。
リセットスイッチもありませんからね。
自分の思う様にならない遊び・・・だから面白いんじゃないでしょうかね。
「遊びじゃ無い」その心は・・・「宝物」なんだろうと思います。
>そもそも子供がやっていることは全て一種の遊びですよね、、その中でもサッカーは自分の価値を見出せる特別な遊びに変化してきているんでしょうね。
人生の半分以上を捧げて来たサッカーですからね。
人生その物なんでしょうね〜子供達にとっては。
熱量に差こそあれ、皆サッカーが好きで続けている訳なんですから、大人がそこに甘えない様にしないといけない気もしますけどね。(^^;
大人達の我がままを子供達が多めに見てくれているだけだったりすかもですよ・・・実は。(笑)
まぁ、この問題は未だ未だ続いて行くでしょうね〜。
息子が親になっても決着付いてないでしょうね。(笑)
また、コメント下さいね!
サッカーは遊び…そうですね、子供達の顔を見ているとほんとに楽しそうにやっています。けれど、「サッカーは遊びじゃないもん」と息子は言います。そもそも子供がやっていることは全て一種の遊びですよね、、その中でもサッカーは自分の価値を見出せる特別な遊びに変化してきているんでしょうね。