2019年06月03日
優勝剥奪事件と育成
ニュースになっていたので、ご存知の方も多いんじゃないかと思います。
中国は四川省で開催された『パンダカップ』の表彰式でU−18韓国代表が・・・優勝カップを踏み付けてポーズ・・・それを監督が撮影すると言った事があったとの事でした。
それ以外にも、優勝カップに向かって小便をするポーズも取ったとの事で、中国の大会主催者側は大激怒・・・。
それに対して、U−18韓国代表は記者会見を開き謝罪、韓国サッカー協会もパンダカップ組織委員会に謝罪の手紙を送ったそうですが・・・主催者側は、韓国チームの優勝剥奪を決定したと伝えられていました。
まぁ、今更驚きもしないのですけど・・・ちょっと、騒動を起こし過ぎませんかって話です。(^^;
丁度、日本は兼韓ムードが漂っているだけに、このローカルなニュースは必要以上に大きく取り上げられてしまったと言う事も確かにあるのでしょうけどね。
どうして、こう言う事が何か大会のある度に起きてしまうのか・・・?
極東アジアの課題の様な気がしますね。(^^;
このニュースに対してリスペクト精神の欠如をあげる声は少なくなかった気がします。
それは間違いないのですけど・・・その背景には、勝つ事が全て・・・と言う一種の病気が蔓延していませんかって事なんです。
勝つ事に必死になり過ぎて、もっと大事な何かを育てる事を疎かにして来なかったか・・・と言う事でもあります。
例えば日韓戦、日中戦・・・テコンドーサッカーとか、少林サッカーとか揶揄されてしまう様なラフプレーの応酬になりがちなカードです。
韓国や中国、北朝鮮等は、対日本戦になると、ライバル心(敵意?)剥き出しで試合に挑んできます。
スポーツを戦争だと勘違いしているんでしょうか?
いえ、違いますよね・・・日本がスポーツとしてサッカーをしているにも関わらず、簡単に勝たせて貰えない事が彼らを獣に変えて行くのだと言えます。
それを証拠に・・・自分達が勝っている間は、それ程の波乱は起きないんですね。(^^;
ところが、自分達の旗色が悪くなり始めると・・・途端に、ラフプレーの応酬となって来る訳です。
スポーツがスポーツで無くなる瞬間です。
ルールに対するリスペクトを養う事は、スポーツの持つ社会的な役割の1つだと思うのですが・・・。
どうもこれらの国では、ファンも彼らのルールを無視したプレイを賞賛し英雄視してしまう傾向がある訳なんです。
つまり、ファンの側にも勝つ為には手段を選ぶ必要は無いと言う考え方がある様なんですね。
正に国を挙げて・・・と言っても言い過ぎじゃ無いくらいなんです。
だから、勝っても負けても後味の悪いカードになってしまいがちなんですよね。(^^;
1人1人がしっかりとルールを守れなければ、スポーツはスポーツとしての体を失ってしまいます。
意図せずファウルとなってしまう事と、意図的にファウルを犯す事では、雲泥の差があると言わざるを得ません。
ルールは破る為にあると考えるのなら、その人はスポーツの世界からは身を引いた方が良いでしょう・・・迷惑です!
人や物、環境に対してリスペクトすると言う事は、言う程簡単な事ではありませんよね。
ただ、そうしようとするのとしないのとでは、これまた雲泥の差がある訳なんです。
そう言う意識付けを子供の頃からして行きましょう・・・って言うのが、サッカー界が現在掲げている育成方針だと言えます。
にも拘らず・・・全くそう言う取り組みが感じられないのが、極東アジアの国々なんですね。(汗)
今回の事件(と言うか問題が起こる度にですか・・・)は、正にそう言う所が露呈してしまったのだと言えます。
どんなに否定しても、否定し切れませんよね・・・昨日今日起きた問題ではありませんものね。
その中に在って、唯一スポーツとしてサッカーを極めようとしている世界的にも珍しい日本と言う平和ボケしているとの噂もある国・・・。(笑)
次回U−20W杯日本代表のトーナメント1回戦の相手が韓国ってのも何だかな〜って感じなんですけど・・・何事も無く終わって貰える事を祈るばかりです。
そして、指導の現場では、やはり・・・サッカーの技術以上に大事な物って在ると思うんですよ。
そう言う物をしっかりと、育てて行きましょうよ・・・ねぇ?
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