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2019年05月10日

相手よりボールを先に触ろうぜ!

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 「相手より先にボールに触ろう!」
 
 これって、よく耳にするのでは無いのでしょうか?

 これだけ聞くとですね・・・子供達は、速く走る事、走り出す事をしないと・・・って思うものです。

 間違いではないと思いますけどね。(^-^)b

 じゃ、それだけで相手より先にボールに触れるかと言うと・・・そうは問屋が卸さないのがサッカーと言うゲーの難しい所なんだろうと思います。



 常にグラウンダーの球が来るとは限らないのがサッカーのもどかしい所でもあります。

 子供達の多くは、どうしても足でボールを扱おうとしますから・・・バウンドしているボールも落ち切るまで待ってしまう事が多いのです。

 確かに扱い易いかも知れませんけど・・・それって、相手にとっても扱い易い訳だし、ボールが落ち切るのを待つ時間も必要となります。

 フリーな状況なら、それでも問題ないのです。



 ただ、相手がある場合は、少し考えないといけません。

 ボールが落ち切るのを待っていたら、ボールを奪われてしまう確立はグ〜ンと上がってしまいます。

 だから、冒頭に書いた「相手より先にボールに触ろう」って意識を持つ事が必要なんですね。

 でも、これだけ言っても子供達には何が言いたいのか分からない事が多いんです。



 ちょっとだけヒントをあげる事にします。

 「ボールは足でしか触ってはいけないの?」って事です。

 そこで、大半の子達は「あ〜っ!」って気が付く事が出来ます。

 ボールが地面に落ち切るまで待たなくても、ボールに触れると言う事に気が付けば、後は恐怖心との勝負でしょうか・・・。(^^;



 日頃、リフティングで頭でも腿でも使っている子なら、大して難しい事でもありません。

 そう言った部位でボールに触れる経験があるからです。

 でも、普段足先でしかリフティングをしていない子達にとっては、未知の領域ですから・・・慣れるまでに時間が掛かる事もしばしばでしょうか・・・。

 全く、リフティングなんてしていない子達は・・・先ずそこから始めましょうか・・・。(^^;



 色々な部位でボールに親しむと言う事の大切さは、こう言う所にもある訳です。

 未知の痛みを想像してしまって足がすくむのでは、試合でも活躍できそうにありませんからね。

 せめてバウンドしたボール位は、身体でさらって行くと言う習慣を持てたらって思います。

 最初は、上手くコントロール出来なくても全然問題ないのだと思います。



 大事なのは、「相手より先にボールに触る」と言う意識、そしてそれが出来る能力なんだろうと思います。

 この一瞬のプレイで、その後有利な展開に持ち込めるかも知れないのですから、身に着けておいて損はありませんよね。

 高学年なら、間違いなくこう言ったプレイが出来ないと後手後手に回る事になります。

 バウンドボールを身体の何処でも良いから使って、走りながらさらって行くと言う練習は1人でも出来ますからね。

 頑張って身に着けて欲しい所です。
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