2019年05月01日
何処までやらせるべきか・・・
ここの所、周囲には怪我や病気でサッカーに参加できない子達が目に付きます。
練習には顔を出し、参加してみるものの・・・やはり、痛みがったり、気分が悪くなったりで、結局「コーチ、見学させて下さい・・・」なんて、言って来る事の多い事、多い事。(^^;
もちろん「いいよ」って、二つ返事で許可するのですけどね。
ただ、始めから痛みがある事が分かっていたり、朝から体調が悪かったりと言うケースが実際には多いのですね。
この辺は、ちょっとご家庭でも考えて欲しい所でもあるんです。
そんな身体でも頑張っています・・・って事は、こちらも理解出来るし、そんな状況でもとにかく欠席しないと言う心意気は、責められるものではありません。
ただ、何処までやらせるのか・・・と言う線引きは、指導者次第である事も理解しておいて欲しいのです。
中には、「ちょっとや、そっと痛くったって、我慢してやれっ!」って方も、「痛いだの何だの口にするなっ!」って方も相当いるのが現状です。
それが、結局無理に繋がってしまう事も少なくないのですよね。
「あいつは、休み過ぎる」なんて言われてしまう事もしばしばあるのですけど、それを嫌って親子揃って無理してしまう(させてしまう)のでは、やはりいけないのだと思うのです。
中には、「どうせ大した事ないよ」って、医者にさえ連れて行かないケースもありますしね。(^^;
強い子に育って欲しい、男らしく育って欲しい、そんな願いを抱いている親御さんが多い事も理解していますが、そこは少し冷静に考えてもらいたい所でもある訳です。
子供が体調不良を訴える時って、どう言う時なのかって事を・・・。
多くの場合、身体にその原因を求めがちなんですが、医者に行っても原因が分からない事も実際には少なくないのです。
それが何を意味しているか・・・その点も少し考えて貰えたらって思います。
自身が子供だった頃を思い出して貰えると、何となく見えて来る物もあるのかなって思うのですけど・・・。
心身は一体で不可分だって事は、大人なら経験的に知っている事ですよね?(^^;
だからこそ・・・って考え方もあるのでしょうけどね。
まぁ、その辺のサジ加減も実際には難しい所ではあります。
いずれにしても、無理をして良かったねって事は、まず無いと言う事なんです。
痛みや苦痛に耐えるだけが人間の強さでは無い筈なんです。
やりたい事を今は(治療の為に)我慢すると言う事も又強さなんだと思います。
置かれている状況によって、得られる物って何だってある訳です。
だから、無理をさせない!
これは徹底して貰いたいかな・・・って思います。
ただ、どうしても何処までやらせようか迷ってしまう様なら、コーチと相談して納得した上で参加させるなり、休ませたりして貰えれば・・・って思います。
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