2019年05月02日
比べられる事
人と比べられる事ほど嫌〜な思いをする事ってありません。
色々な所で比べられてしまうのは、生きていれば仕方の無い事なんでしょうけど・・・やはり、良い気はしませんよね。(^^;
子供達も同じです。
でも、どうしても比べられてしまう・・・比べたくなる・・・比べなければならない・・・比べて欲しい・・・それぞれに、それぞれの思いがある様です。
指導者側の側からしてみれば、どうしても比べないといけない・・・そんな時があるものです。
しかし、親御さん達には、必ずしもその必要があるとは言えません。
なのに・・・心の何処かで、我が子と他所の子を比べてしまっていたり、兄弟間で比べてしまっていたりと言う事は茶飯事だと言えます。
何なら、コーチやグラウンド、チーム、保護者同士と・・・その比較対象は、広がるばかり・・・なんですよね。(笑)
子供同士だと、この辺はちょっと事情が違います。
人の事ばかり気にしている子もいれば、人の事なんて微塵も気にしていない子もいたりします。
大人に指摘されて初めて、他の子と自分との差に気付くなんて子も少なく無いのです。
多くの子は、自分ワールド全開で生活を送っていると思って良さそうなんです。
ただ、学年が上がって来る毎に、チーム内での自分の立ち位置と言うものを多くの子は意識し始めます。
そんな中にあっても、他の子の事なんて微塵も気にしない、気にならない子っているものです。
どんなに大人に指摘されたって・・・「ふ〜ん」って感じでしょうか。(^^;
たくましい子ですよね〜。
しかし、そんな子の方が実は誰よりも他の子達の事を気にしている事だってあります。
気にならない素振りを見せているだけで、本当は大人達の言葉1つ1つが心にズシズシと重く圧し掛かっている場合も少なくないのですね。
精一杯、強がって見せているだけ・・・だったりもする訳です。
実は、誰よりも比べられる事が大嫌いだったりするのですよね〜。(^^;
人間てどうしても、他者と比較したがります。
そうする事でしか、自分を知る事ができないから・・・なんでしょうかね?
その結果、ホッとしたり、焦ったり、凹んだり、嫉妬したり・・・まぁ、色々な感情が湧き上がって来る訳なんですけど・・・そこで終わってしまうのなら、人の事なんて気にしない方が良いんですよね・・・きっと。
人との差を知って、どうしたいのか・・・そこが正直、自分でも分からないって事は、大人でも良くある話なんだと思います。
子供なら尚の事なんだろうと思うのです。
比べてしまう事は仕方の無い事ですし、それを責めるつもりも全く無いのですが・・・。
その全てを口に出してしまっても良い物かどうか・・・その辺は、考えないといけないのかも知れませんよね。
本人が嫌と言う程自覚している事をダメ押ししてしまっている事も多々あります。
一番言われたく無い事を言ってしまっている事だってある訳です。
そう言う1つ1つの言葉が、子供達のガラスの心を砕いてしまう事ってあるのです。
そうなれば、人の言葉に耳を傾けようとしなくなってしまう事だってあります。
向上心も眠らせてしまう事もあるのでしょう。
何より、周りを敵視し始めます。
これは、子供達をサッカーを通して見ていてそう思います。
常にダメ出しされている子は、周囲にその不満をぶつけ始める事も珍しくないのですよね。
次第にチームの中でも浮き始めてしまう事だってあるのです。
もちろん、その子の性格にも左右される事ではあるので、一概には言えないのですけどね。
いずれにしても、育成年代なんて言われる年頃の子達と接するのは、本当に気を付けないといけない事の方が多いのです。
比較する事自体は、良いのだと思うのです。
問題は、その伝え方・・・なんでしょうか・・・上手く選ばないと思う様に受け取ってはくれないとは言えますかね。
この辺も、もし自分が言われる立場だったら・・・って考えてみると良いのかも知れませんね。
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> やっとお天気が良くなってきました。息子は合宿に行ってしまい、さみしいです(T_T)
合宿なんですね〜。お休みは無い感じなんでしょうかね?
>比較…常にしてしまってますね〜 どうしても気になります。
まぁ、比べるなと言う方が無理なんだと思います。
ただ、上手くなればなる程、そう言う事に意味が無い事を悟って行くみたいなんです。
>でも、子供には人と比較しちゃいけないかなと思い、「1番のライバルは過去の自分だ」というような事を言ったことがあります。
お〜その言葉、頂きますよ!(笑)
『ママにとって息子は、小さな恋人である』に次ぐ名言ですよ〜。
>けれど主人に、それはけっこうきびしいね、と言われました。そう、終わりがない努力を期待しちゃったことになるというんです。
考え方は色々あるんだと思うのですけどね。
『終わりが無い努力』これも名言ですよ。(笑)
でも、努力ってそう言う物でもありますよね。
目先の目標が達成できれば、また次、次・・・と繰返して行くのなら、結局は同じ事なんだとは思うのです。
ただ、気持ち的には、ゴールを遥か遠くに置くよりも、見える所に置いた方がモチベーションを保てるよねってことなんだと思います。
その辺も、旧ブログで記事にした覚えがありますよ。
>そう言われればそうですね…性格にもよりますが、子供が自らの意思で身近なライバルを見つけてがんばるのがちょうどいいのかなと思いました。
自分の意思でって言うのは、大事ですよね!
どんな目線を持つかなんだろうと思うのです。
「あの子は(自分より)上手い」と上だけを見て追い駆けるのなら良いのですけどね。
「あいつより(自分は)上手い」って言い始めて、上を目指す事を諦め始める子も多いのが現実です。
昨日より今日、今日より明日・・・と、自分自身を越えて行く事だけに意識を向けられれば、人と競う必要がなくなるんですけどね。
やる事は同じでも、方法論が違うと言うだけなんだと思います。
息子も人と競う事ばかりに明け暮れていたら、きっともうサッカーは辞めてますよ・・・追い着けない程上手い子は一杯いますから。(^^;
>うちの子もホントはどう思ってるのか…
気にしてないのか、負けず嫌いすぎて負けてないと思いこんでるのか、落ち着いてますね(^_^;)
負けず嫌いの子なら、気にしない訳にはいきませんよね〜きっと。
静かな闘志を燃やしているんですよ・・・きっと!
ひょっとしたら、多少の事には動じない大物なのかも知れませんよ〜。(笑)
また、コメント下さいね!
比較…常にしてしまってますね〜 どうしても気になります。でも、子供には人と比較しちゃいけないかなと思い、「1番のライバルは過去の自分だ」というような事を言ったことがあります。けれど主人に、それはけっこうきびしいね、と言われました。そう、終わりがない努力を期待しちゃったことになるというんです。そう言われればそうですね…性格にもよりますが、子供が自らの意思で身近なライバルを見つけてがんばるのがちょうどいいのかなと思いました。うちの子もホントはどう思ってるのか…
気にしてないのか、負けず嫌いすぎて負けてないと思いこんでるのか、落ち着いてますね(^_^;)