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2019年08月15日
悪い癖
小学生の頃からサッカーを続けている子って多いんだと思います。
何なら、幼稚園の時から・・・って子もいますよね。
その子が、将来成長して大人になっても・・・今しているプレイって殆ど変わらないんです。
意識して直す事をしない限り・・・。
強豪なんて呼ばれるチームと、中堅所のチームとの差って、中学、高校と進むに連れてハッキリしてきます。
小学生の頃には、足の速さや体格の良さで誤魔化せていた物が、年齢を重ねる毎に次第に誤魔化せなくなって来るものです。
何処かのタイミングで、そう言う部分を直そうとする子も中にはいますが、殆どの子はそのまま成長して行く訳なんですね。
そして、いつかメッキは剥がされてしまうのです。
こう言う事態に陥らない為には、やはり基本的な技術をしっかりと身に着ける事・・・これに尽きます。
言うのは簡単ですけど・・・本当に難しい部分でもある訳なんです。
頭と体と両方鍛えないといけませんからね。(^^;
そもそも、何を基本と呼ぶのか・・・ピンと来ません物ね?
考え方としては、1つ1つのプレイに関わる事全てが基本なんだろうと思います。
蹴る、止める、運ぶ、なんて言われますが、それぞれ大分幅があります。
その中のどれを選択して極めて行くか・・・なんだろうと思うのです。
どれだけ手入れの行き届いた武器を揃えられるか・・・が勝負と言った所でしょうか・・・。
もちろん、一通り出来る様にはしたい所なんですけどね。(^^;
その中で得意な物を増やして行く事って大事なんです。
無意識レベルでやれちゃうくらいを目指したいですよね。
それが、自分のプレイスタイルを作って行くからです。
中学や高校の試合を見ていると、やはり小学氏の頃のプレイの癖って出ちゃいます。(^^;
スピードが上がれば、上がる程露呈してしまうんですね。
相手がいる方向にターンしちゃったり、シュートの前にボールを利き足に持ち替えたり、相手の目の前にトラップしちゃったり・・・見ていると、色々な悪い癖って残っている事が分かります。
強豪なんて言われるチームは、こう言う事が少ない子達の集まりなんだと言えます。
些細な事なのかも知れませんが、そう言う1つ1つのプレイの精度が勝敗を分けると言う事は、実は小学生の頃には分かっていた事の筈なんです。
でも、それを直さなかった・・・そのお陰で、進路も変更しなくてはいけなくなったり、セレクションに落ちたり・・・その後のサッカー人生を左右してしまう事態に発展してしまったと言う子も少なくない訳なんです。
もっとも、私はそう言うサッカー進路なんて物は考えた事はありませんから・・・息子が何処でサッカーしようと構わなかったし、何なら別の何かを始めても良かった訳なんです。
ただ、サッカーで上を目指したいと言う気持ちが在る子は、この部分を避けて通っては思う様な進路を見出せない事は想像できますよね?(^^;
唯でさえ、レベルが上がっている少年サッカーの世界ですから・・・少しの甘さが明暗を分けてしまいます。
残酷な話なんだと思います。(^^;
だから、サッカーで上を目指したいのなら・・・動画で自分のプレイを常に分析して、修正すると言った作業が必要なのかも知れません。
コーチに聞いても良いですよね。
とにかく、悪い癖が多い子は、観ていても下手に映ってしまいます。
ボールを失う事も多いんじゃないのでしょうか?
パスもシュートも暴れてますよね?
直しましょう・・・サッカーに夢を描いているのなら・・・。
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2019年08月14日
審判をディスり過ぎ!
「凄いな〜ファウルだって!」フィールドに・・・審判に聞こえる様な大きな声で、そんな事言う監督さんがいました。
これ、もちろん審判員への嫌味です。(^^;
主審の判定に不服があった様です。
そのファウルでPKを献上してしまったので尚の事イライラしたのでしょうが・・・子供を前にして言う事ではありませんか・・・。
「審判も練習がしたんだ、我慢しような〜」なんて嫌味も続きます。(汗)
その後も執拗に・・・「お〜い、何がファウルなの?」とか「止めるなよっ!」とか・・・審判のジャッジングに大きな声で文句を付け続けます。
よく退席処分にならないものだ・・・って逆に感心して眺めてましたけどね〜。(^^;
そんな監督さんの率いるチームですから、子供達も次第に主審に一言、二言言う様になって行きます。
主審もその声には、反応し・・・呼び出し、注意を促すシーンが増えて行きます。
結局、試合はそのまま負けてしまったのですが・・・。
「完全にアウェーだもんな〜」なんて言っていたのが印象的です。
でも、私が驚いていたのはですね〜もっと別の所にあったんですよね。(^^;
その試合の審判員、主審も副審も2級もしくは1級の審判員ばかりで構成されていたんです。
金色のヤタガラスを見たのは初めてでしたから、よく覚えています。
確かに私の目にもファウルかどうか分らない様な難しいプレイもあったんですけどね。
よくこの審判団を相手にそう言う事を普通に言えたな・・・って点に驚いています。(汗)
普段から、こんな感じなんでしょうね〜この監督さん。
これが4級のパパさん審判員だったら・・・トラウマになりますよね〜。(笑)
「今のどう?あんただったら笛吹く?」なんて、副審に尋ねているシーンもありましたっけ・・・。(^^;
副審も「まぁ、まぁ・・・抑えて・・・」と言いた気に手でジェスチャーをしていましたけどね。
こう言うベンチの姿は、子供にとって猛毒以外の何物でもありませんよね〜。
まぁ、暑さのせいだと思いたいのですけど・・・。
日頃からこうなら、絶望的でしょうか・・・そのチーム、皆さんも名前を知っている様な強豪ですよ。(汗)
そんなチームの監督さんが、こんなんですから・・・日本のサッカー界の現実を見せ付けられた気もします。
子供達にリスペクト精神云々と言う前に・・・先ず、指導者でしょ・・・って思ってしまう事例ですよね。
もちろん、審判員が常に正しいジャッジをしてくれると言う訳でもありませんから、言いたくなる気持ちも分らないでもないのですけど・・・。
にしても、しつこい・・・粘着体質の監督さんだったな〜って思います。(笑)
こうはなりたくない・・・そう言う意味では、良い反面教師だったとは言えますかね・・・。(^^;
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2019年08月13日
強豪校の意外な一面
罵声と怒号の飛び交う試合会場って、今では大分減って来ましたよね・・・少なくとも4種(小学生)では、そう言う事は大分減って来ています。
3種(中学生)や2種(高校生)でも、公式戦ではもうあまり耳にする事ってありません。
ただ、公式戦以外・・・小規模なカップ戦なんかでは、未だに耳を疑う様な・・・と言うか、会場がシ〜ンと静まり返ってしまう様な声が聞かれる事もあるのが現状なんですね。
特に、3種、2種の部活動・・・こちらは、酷い事も多いんです・・・有名な強豪校であっても、それは例外ではないみたいなんですね。(^^;
強豪校こそ、背負っている物のプレッシャーからなんでしょうか・・・チンピラ紛いの物言いをする指導者っているものなんですよ・・・意外にも。
巻き舌で「コラ〜」なんて凄んでいる指導者もいるくらいです。(汗)
強豪校には、私立の学校が多いんですが・・・こちらは、良い噂話って本当に聞かれません。
伝統のある学校でも、それは例外ではないんです。
ハーフタイムに子供達に対してドスの効いた声で怒鳴り散らしている風景を目にしました。
その後、胸倉を掴まれていた子もいたみたいです。(^^;
昭和の時代に青春時代を過ごした私達にとっては、『THE 部活動』な感じの懐かしい風景なんですが、それ以降の世代の親御さんにとっては、『大事件』でも観るかのような眼差しでしたね。(笑)
会場が水を打った様になったのが印象的です。
ここに強さの秘訣を感じ取る人もおそらくいるのだと思います。
よく耳にする軍隊式って奴ですね。
実際、生徒さんの行動のキビキビしている事と来たら正に軍人さんのそれに似ています。
礼儀正しいですしね。
ただ、それで良いのか・・・って考えた時、どうなんでしょう・・・。
部活動に求めている物が何なのか・・・なんだろうと思うのですけど、サッカーが上手い事、強い事だけじゃないんだろうなって思う部分なんですね。
純粋にサッカーチームとしてだけ考えれば、褒められた指導じゃ無いのでしょうね。
ただ、生徒さん達がもう少しで出て行くであろう社会と言う場に放り出された時、もしかしたらこの経験が生きて来る事もあるのかも知れないって考えてしまうと・・・許容されてしまう部分もあるのかも知れません。
ブラックなんて言われてしまう企業も相当多いですからね。
精神的な強さって必要な部分もあります。
自ら命を絶ってしまう様な事に陥らない為にも・・・。
そう考えた時、日本の社会にとって不適格な指導と言い切れるのかどうか・・・。
この辺は、親としては正直悩ましい部分でもあるのかなって思います。
肯定したくない部分がある一方で、否定しきれない部分もあったりして・・・。
だから、未だにこう言う指導方法が生き残っているんでしょうね。
ただ、そこの生徒さん達を見ていると、必ずしも不幸って訳じゃ無いのかな・・・って感じられた所が救いではありましたけどね。(^^;
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2019年08月12日
試合中に怒鳴る事の意味って?
試合中に怒鳴り散らしているベンチの姿を目にする事ってあります。
何の為に・・・そうしているのでしょう?
指導と言うには、余りに感情的な様にも映ります。
怒鳴る事で何を子供達に伝えたいのでしょうか・・・?
伝わるのは、「俺は、こんなに怒っているんだっ!」って事くらいでしょうかね?(^^;
言い放たれた言葉と共に、その感情を子供達は受け取ります。
しかし、言葉の部分は殆ど理解される事ってありません。
分りますでしょうか・・・子供達は言葉自体はもちろん分るのですけど、理解は出来ないのです。
「なんで、あんなに怒っているの?」と言うのが、子供達の正直な感想なんです。
そちらの方にばかり思いを巡らせてしまうんですね。
だから、言葉の方はあまり重要視されないのです。
「は?さっぱり分らん・・・」なんて思い続けて暫くはプレイする事となってしまいます。
もし、同じ事をもっと穏やかに言う事が出来れば、もう少し言いたい事は伝わる筈です。
多少反発されてしまう事もシーンによっては在るのでしょうけどね。
それでも、怒鳴られるよりは、ずっとその言葉を理解できる・・・しようとする筈なんです。
日頃から、怒鳴られ続けている子達って、中々思う様な上達ってして行かないんですよね・・・これ本当ですよ。(^-^)b
人間の脳って、怒鳴られたりすると思考停止に陥るなんて言われています。
ほら、ガミガミ言われている間って、「早く終わらないかな・・・」なんて別の事を考えて、今さらされているストレスを回避しようとするでしょ?
その状態でも、十分話半分・・・それ以下しか理解できないんですから、思考停止になってしまえば・・・想像は出来ますよね?
まぁ、そう言う事なんです。
ましてや、試合中では・・・興奮状態ですからね。
怒鳴られたって、上手く処理出来ないんです。
子供である事も忘れてはいけませんよね〜。
多くの子は、面倒だから・・・分ったフリをしているだけなんです。(^^;
試合中にいくら怒鳴ったって、直ぐに出来る様になんかなりませんしね。
練習から怒鳴り散らしているのなら、やってる事の殆どを形としては理解していても、本当の意味で理解してはいないのだと思います。
「そんな事は無い!」って意見もあるかと思いますけどね。
怒鳴り散らしていなかったら、もっと上手に、もっと早く、習得できていたかも知れないと言う可能性も考えてもらえたら・・・って思います。
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2019年08月09日
お前なんか使わね〜!
「お前なんか使わね〜」なんて言われてしまう子って、年代に関係なくいるものです。
特に、中学、高校の部活動やクラブなんかでは、アルアルな話なんじゃないのでしょうかね?
何が気に入らないのか・・・は、それぞれなんでしょうけど。
共通しているのは、「俺の言う事を聞けない」と言う1点なのかも知れません。
中学生以上は、クラブから部活動へと移籍して来る子も少なくありません。
特に高校になると、その比率は非常に高くなって来ます。
多くの子は、重宝されるんですが・・・中には稀に、どうしても好かれない子っている訳なんです。
何がそんなに嫌われるのかと言うと・・・そのプレイスタイルみたいなんですね。(^^;
クラブ上がりの子と言う物は、部活動では正直使い辛い子が目立つみたいなんです。
スタンドプレイが目立つとか、チームプレイが出来ないとか・・・色々と言われますが、その実・・・顧問や外部コーチ、そしてチームメイトをちょっとバカにしている部分がある様に感じてしまうみたいなんですね。
あくまでも、印象に過ぎない話なんですよ・・・違う人に聞いてみれば、「そうかな〜」って部類の話が多いんです。
でも、1度そう言う目で見始めてしまうと・・・中々払拭できないんですね。
テクニックがある分、ボールを持ち過ぎてしまう子なんか、正に標的にされ易いと言えますでしょうか・・・。
この部分は、小学生の場合と大差無い様な気もします。
つまり、カテゴリが上がって行っても・・・指導者の質は変わっていないと言う事が言えるのかも知れません。
型に嵌れない子って、どのカテゴリでも敬遠されがちなんですね。
結局、「俺の言う事を聞けない」ってのが、心象を悪くしてしまった原因なんです。
それをチームプレイが出来ないとか、協調性が無いとか・・・色々な言い回しで表現しているに過ぎない訳なんですね。
ここにも気に入らないって言う感情が見て取れます。
人間対人間ですから・・・そう言う事もあるのでしょうけど・・・指導する側の人間としては、どうなんでしょうね?
中学、高校と言えど・・・未だ未だ育成年代な訳で、発展途上のプレイヤーなんです。
そんな子に対して、「お前なんか使わね〜」なんて言う事自体・・・どうかしてるぜって思うのです。
こう言う指導者に当たってしまったら、本当につまらない3年間になってしまいそうですよね。
一番良い時期なのに・・・。
もちろん、子供の態度的な物もあるのでしょうから・・・指導者側だけを悪く言うつもりもサラサラ無いのですけど・・・そこは、大人としての懐の深さを見せて貰いたいかなって思う訳なんです。
単に大人と言うだけじゃなく、指導者でもありますからね・・・部活動の顧問なら教育者でもある訳ですし・・・。
やはり、子供との接し方ってもう少しある様に思います。
大変なんだろうとは思いますけどね・・・精一杯大人を演じて欲しい部分ではありますかね。
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2019年08月08日
スクールと言う厄介者!?
「最近、どうもプレイがおかしい・・・」そんな風に言われてしまう子の多くは、スクールに通っている子達だったりします。
確かに、そう言う子達の多くは、プレイスタイルが少しずつ変わって来るものでもありますから、観ていれば何となく分かるものです。
多くの場合、そこそこ出来る子・・・がスクールに通う訳なんですが・・・それが、チーム練習を休んでとなると、気に入らないって人も出て来るんですよね。
トレセン同様、スクールもチーム関係者にとっては、厄介者扱いされてしまう事もあるんです。(^^;
スクールは主に、技術的な事を専門的に学ぶ事が出来ると言う利点があります。
必要な事から、必ずしも必要ではないかな・・・って思える事まで、幅広く教えて貰える所が殆どみたいですね。
中には、何かに特化したスクールもあります。
子供達にとってのサッカーって、実はこの技術的な部分の事を指している事って多いのです。
もちろん、技術的な事を身に着ける事って大事なんです。
だから、私はスクールに通う事自体大賛成なんですね。
チーム練習では、チームプレイや戦術的な部分を・・・スクールでは、個人戦術をって役割分担が出来ると良いのに・・・って考えている横着者だったりします。(笑)
選択と集中って奴ですよ・・・。
しかしながら、このスクールをトレセン同様、目の敵にする人もいる訳なんです。
余分な事を仕込まれている・・・って発想ですね。(^^;
こちらの望むプレイが出来なくなって来ていると言うのです。
「以前なら・・・」なんて、良く愚痴りますかね。(^^;
まぁ、言いたい事も分からないではないのですけどね。
上達した分、個人プレイが多くなりがちなのもこの手の子なんですよね。(^^;
でも、まぁ・・・そうなったら、そうなったで、別の可能性を考えれば良いだけの様にも思うのですがね〜。
出来る事が増えた分、期待も出来そうな気がするのですけど・・・気に入らないんですね。(汗)
指導者なら、自分達の色に染めたいって・・・何処かで考えている部分てあるのかも知れませんけどね。
そこそこ出来る子なら尚の事、自分が育てたいって思っている人もいる筈なんです。
ただ、広く浅くより、狭く深くを望む声も在ると言う事は理解してあげないといけないのかなって思います。
スクールと上手に共存共栄出来る様にチーム運営も頑張らなくちゃなんだろうと思いますけどね〜。
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2019年08月07日
試合前なのに・・・
大会前の大事な時に・・・お子さんのチームはどんな事をしてますかね?
軽めの調整で良しとするか、何時も通りみっちり練習するか・・・チーム毎・・・と言うより、指導者毎に違うのかと思います。
そして、それを観ている親御さん達も・・・その風景を見て色々な思いを抱く物です。
賛否が分かれる事もありますか・・・中々、一枚岩・・・と言う訳には行かないみたいなんですよね〜。
「大事な大会の前なのに・・・こんなにみっちり練習するんですか?」と言う親御さんもいれば、
「大事な大会の前なのに・・・こんなに緩い練習で良いんですか?」と言う親御さんもいます。
「大事な試合の前だから・・・このくらいみっちりとやっておかないと・・・」と言う指導者もいれば、
「大事な大会の前だから・・・このくらい軽めで・・・」って言う指導者もいます。
面白いですよね〜。(笑)
今、上記の4つを読んでみて「あっ、私この意見かな・・・」って即思った人は、指導者にはならない方が良いのかも知れませんね。
指導者なんてなる気もサラサラ無い、親御さんであったとしても・・・口にチャックをしておいた方が良い方なのかな・・・って思います。
これって・・・先ず方法論在りきな話ではないからです。(^-^)b
例えば、J下部を筆頭にセレクションのある様な強豪チームなら、軽めの調整で十分なんだろうと思います。
少年団なんかだと、どうでしょう・・・多くのチームが、みっちりやっておきたいんじゃないのでしょうか?
これは、クラブだから少年団だから・・・そう言う理由ではありませんし、指導者の質やレベルの問題と言う訳でもないのだと思います。
要するに・・・そこに集う子供達がどんな子達なのか・・・なんだろうと思います。
分かりますでしょうか?
軽めで良い子達なのか、みっちりやらないといけない子達なのか・・・その違いなんです。
そして共に・・・多少の差が在るにしてもほぼ、何時も通り・・・なんじゃないのでしょうか?
指導する側は、その部分を大事にしている事が多いと言う事です。
『何時もと違う』が引き起こす弊害って小さくはないみたいなんです。
気持ちの面でも緩んでしまう事って多いんですよね。(^^;
指導する側は、先ずそこを嫌う傾向があります。
子供達の調子を整えるには、何時も通りが良いと考えている訳なんですね。
この部分は、否定はしません。
ただ、疲れの蓄積って事も考えないといけないのかな・・・とは思います。
理屈としては、色々と科学的なアプローチが行われているので、ご存知の方も多いのかなとは思いますが・・・日常生活まで管理できる訳ではないのが少年サッカーです。
だから、疲れを取るために休みにしたとしても・・・その分遊んでしまって・・・なんて事もアルアルなんですよね。(汗)
理屈に子供達を当てはめようとする時点で、ダメなんでしょうね・・・きっと。
等身大の子供達を見て、それぞれが判断すべき事なんだろと思います。
指導者が頭の中だけで考えて、主義主張をゴリ押しするのも違うのでしょうし、ネットや井戸端会議で知った他チームの情報を自分達のチームに当てはめて考えてしまう親御さんも違うと思います。
子供達は皆さんの頭の中で生きている訳ではありませんから・・・現実を見て判断してもらえればって思います。
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2019年08月05日
サッカーは加点法で・・・
子供のサッカーを観戦している時、どうでしょう・・・ダメな所ばかり口を突いて出て来る人って多いんじゃないのでしょうか?
半分は、人前と言う事もあって謙遜して・・・だと思うのですが、半分は本気で・・・と言った所なんだろうと思います。
逆に、良い所を探して大きな声でそれを伝える事の出来る人もいます。
子供達にとっては、どちらの声がプラスに働くか・・・言わずもがな・・・ですよね。(^^;
大体、ダメ出しする人の多くは、子供達を減点法で評価する傾向が見て取れます。
持ち点を減点して行く方式です。
こう言う見方をする人は、出来て当たり前と言う言葉を多く使う傾向もありますかね。
成功しても現状維持、失敗したら評価が下がる・・・そんな感じの物の見方です。
出来ない事を数える考え方と言っても良いでしょうか?
マイナス面に着目した物の見方と言っても良いかも知れませんよね。
なので、どうしても声の掛け方もネガティブな物になりがちなんです。
それらの声は、子供達に減点を意味する言葉として伝わります。
「何やってんだ!」「もっと良く見ろ!」「考えろ!」これらの言葉なんかは、その典型だと言えますよね。(^^;
子供達はこう言う言葉を聞く度に、その分自分の評価が落ちた事を知るのです。
一方、「ドンマイ!」「気にするな!」「ドンドン狙って行こう!」なんて類の言葉は、子供達に加点もされないけど、減点もされない変化無しを意味する言葉として受け取られます。
心の中では「セーフ」って聞こえているんじゃないのでしょうかね?(笑)
大人達はもちろんなんですけど・・・子供達自身も、加点法で考えて貰いたいなって思うんですよね。
0から始めたサッカーですから・・・あれも出来る様になった、これも出来る様になった・・・って、出来る様になった事を数えていって貰いたいんです。
その方が、自分の成長の跡を認識し易いと思うんですよね。
何より、前進している感は感じられますよね。
もう立派な大人であるプロサッカー選手ならね〜或いは減点法で厳しい目を以って評価する事も必要なんでしょうけどね。
相手は、未だサッカー始めたばかりの子供ですから、プロを見る様な目で見るのはどうなんだろう・・・って思うんですよね。
もちろん、高い要求をする事は良いと思いますし、厳しさも必要なんでしょうけど・・・限度と言う物はありますよね。(^^;
子供達がポジティブな気持ちを持てる様に、大人は加点法の目を以って見守ってあげて欲しいかなって思います。
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2019年08月04日
決め付けるな!
色々な意味で子供達の事を決め付けてしまっている事ってあります。
上手いだとか、下手だとか・・・攻撃的だとか、守備的だとか・・・勝手な決め付けをしている事って往々にしてある訳なんです。(^^;
それも低学年の内から・・・。
それが、どんな結果を招くかなんて考えもしないで・・・。
印象と言う物は、確かに誰もが抱くもので・・・その印象に考えが左右されてしまうと言う事も確かにある訳です。
抱いてしまった印象は、正直掻き消す事が中々出来ない物でもあります。
ただ、その印象に振り回されない様に努める事は、誰にでもできる筈なんですね。
そこを怠ってはいけない気もします。
「オレの勘に間違いなんてない!」なんて、自惚れた事を言う人もいますけどね。
確かにその人の言った通りに事が運んで行くように見えている事であっても・・・果たして、その人の勘が正しかったのか・・・この点は、しっかりと見極めて欲しいかなって思うのです。
もっと、別の可能性は無かったのか・・・この部分を考えないで、自惚れ屋さんを賞賛している人も実際には物凄く多いんです。
守備的だ守備的だと言われ続けて来た子が、FWをやらせてみたら・・・見事に化けたなんて話は、枚挙に暇がありません。
低学年の内から、決め撃ちして育てて来た結果・・・それなりになったと言う子は非常に多いと言えます。
例えば、ポジションを固定してしまったり、レギュラーと補欠に分けてしまったり・・・。
他の可能性を模索する事をせず、状況に、環境に、思い込みによって作り上げられたチームと言う物は、実際には少なくありません。
これは、トレセンの現場でも似た様な事が言えますかね。
なぜ、この様な事が横行しているのかと言えば・・・1つには勝利の為・・・これに尽きるのだろうと思います。
そして、その心は・・・その方が楽だから・・・なんです。
もはや、そこに育ててみようと言う、指導する側が挑戦する気持ちは見えませんかね。
それもある程度仕方の無い事なのかも知れません・・・限られた時間で形を作る事を指導する側も強いられてしまう事も少なくないですからね。
実は、子供達自身が自分自身を、又他の子の事を決め付けてしまっていると言う事もあります。
好きなポジションが、得意なポジションだと言う思い込みなんてアルアルですよね。
下手だから守備とか、上手いから攻撃とか・・・そう言う決め付けも普通に行われている訳なんです。
そもそも、上手いとか下手とか・・・それさえも、子供達の勝手な思い込みである事も多いんです。
こう言った大人や子供達の勝手な思い込みが、サッカーをつまらない物にしてしまっていないのでしょうか?
色々な経験を積む事って、とても刺激的な事です。
自分の知らない世界を体験するって、子供達の成長には欠かせない要素でもあります。
でも、その経験を積む機会を勝手な思い込みによる決め付けで奪われてしまっているのだとしたら・・・残念な事なんだろうと思うのです。
高学年となった時に、ある程度固める事って許容される範囲なんだと思うのです。
ただ、低学年の内から決め付けてしまうのでは、ちょっと考え物なきもします。
子供は可能性の塊です。
未だ何者でも無い子達ですから・・・色々な可能性を模索して、どんどん挑戦させてあげて欲しいな〜って思います。
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2019年08月02日
足の痛みとトレーニングシューズの話
足の痛みを訴える子供は多いですよね〜。
その原因の1つに、スパイクの長時間の使用が挙げられます。
周りがスパイクを履きだすと・・・どうしても、自分も・・・って思いますからね。
ただ、足に痛みが出たら・・・スパイクは極力避け、トレーニングシューズで過ごす方が良さそうです。
スパイクだと、どうしてもスタッド(スパイクの裏の突起物)からの圧が掛かるので、子供の柔らかい足の裏には相当な負荷が掛かってしまいます。
その点、トレーニングシューズなら、スタッドが無い(小さな突起物が多数在りますが・・・)分、足への負担も少なくて済む訳です。
ジュニアにスパイクが必要か・・・って話でもあるんですけどね〜。
どう言う訳か、大会要綱にスパイク着用の義務を謳っている大会も存在しているのが現状なんです。(^^;
良く転ぶ子なんかは、確かにスパイクを履く事で踏ん張りが利く様にはなります。
ただ、その分・・・足首や膝等に多大な負荷が掛かっている事も少なくないんですね。
そう言う事もあって、トレーニングシューズでも転ばない様にする事って大事なんです。
何なら、ジョギングシューズでサッカーをしても転ばない位の安定感は身に付けたいですよね。
そんな事もあって、ジュニア年代にはトレーニングシューズをお勧めしています。
今見ている子も練習時には、トレーニングシューズですね・・・殆どの子が。
試合の時のみ、スパイクを履くと言う習慣が身に付いている様です。
お財布にも優しいですよね〜。(笑)
さて、いざトレーニングシューズを買うとなったら・・・どんな所に注意すべきなんでしょうか?
トレーニングシューズは、サイズさえしっかりと合えば・・・どんな物でも、良いのかなって思います。
ただ、海外の物だと横幅が狭い物が多いので・・・その辺をしっかり試し履きして確認して欲しいですかね。
間違っても、デザイン重視で選ばせない様にして欲しい所なんです。
履いてみた感じ・・・つま先に僅かにゆとりが欲しいですね。
それでも1cm以下に収まる様にしないと、逆にフィット感が失われてしまって・・・足が靴の中で安定しなくなってしまいます。
そうすると・・・また、足の痛みを訴える様な事にもなりかねません。
指が多少動かせる程度・・・でOKなんだと思います。
足のサイズが大きくなる事を見越して・・・少し大き目のサイズをって考えてしまいがちなんですが、スポーツに使うものですから・・・そう言う発想はあまり好ましくありません。
その時のベスト・・・で選んで貰えたらって思います。
更に、インソール(クッション性の高い中敷)を同時に購入すると、クッション性が更に増す事請け合いです。
スパイクによる痛みを訴える子には、こんな対処方法もありますよ・・・って話でした。(^^;
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