サンフレッチェ広島

5月13日（金）に行われたホーム・柏レイソル戦。
残念ながら0-0の引き分けに終わりました。



柏レイソルは主力の伊東や山中をケガで欠き、
直近の試合からメンバーを8人入替ていたようです。
ただ、主力を欠いていたとはいえ、柏レイソルの選手層の
厚みを十分思い知らされる試合でした。

下部組織出身者を多数起用していたからか、守備での連携や
攻撃時の連携もとても訓練されている印象で、
何度も「うまい」と思う場面がありました。
柏レイソルの組織的な育成も、とても素晴らしいと思います。

試合では、伊東、山中が欠場した影響で攻撃面での迫力は
今一つのところがありましたが、もし出場していたら
攻撃の圧力も増しカウンターから一発も十分考えられた
内容でしたね。
一方、ゴールキーパーを中心とした守備陣は確かに堅い印象で
得点機もなかなか作らせてもらえませんでした。
さすが、5試合連続無失点での勝利を達成したチームです。

ただ、その堅い守備を受ける中でも、ウタカ、茶島、柴�ｱ、
浅野と何度か決定的なチャンスは作っていましたが、
相手のキーパーが素晴らしいのか、逆にサンフレッチェ広島の
選手が技術的に劣っているのか、決定機をどれも無駄にして
いました。

この試合でいえば、主力が欠場した柏レイソルに決定機を
そんなに与えていなかったので、何度かあったチャンスを
自ら逃した自滅的な引き分けのように思います。
堅い守備陣を崩しての決定的なチャンスは何度かあったので、
みすみす勝利を逃したようなモヤモヤ感の残る試合となりました。


守備が堅く決定機は少ないのですが、
そんな中でも数多くあったのがセットプレーでのチャンスです。

ただ、カズのコメントにもありましたが、セットプレーからの
プレーに得点の臭いが全くしません。

あれだけコーナーキック、フリーキックを打っても、
ゴールになりそうなプレーに全くつながりませんね。

この点は、素直にガンバ大阪や横浜Ｆマリノスが本当にうらやましい。
若手にも良いフリーキッカーが出てきて欲しいですね。



さて、ケガから回復して復帰した浅野ですが、嬉しいことの
トゥーロン国際大会のＵ−２３代表メンバーに
選出されましたので、次節のガンバ大阪戦とアビスパ福岡戦は
出場できなくなりました。

この日もベンチ外となった寿人ですが、
これは復活のチャンス！

おそらくガンバ大阪戦にはメンバーとして復活すると思いますので、
これまでの鬱憤を晴らすプレーを見せて欲しいですね。