2013年02月19日
ビブリア古書堂の事件手帖 三上延
価格:620円 |
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。
今期ドラマ化しているらしく、本屋さんで目立つ場所に並べてあった作品。気になっていたので、図書館で借りて読んでみました。表紙のイラストが綺麗ですよね。
それぞれの話は繋がっていますが、短編が何話か収録されていました。古書とそれに関わってきた人に焦点をあてて、推理調にストーリーがすすんでいきます。
私は古書には詳しくありませんが、主人公が本を読めない体質なので同じ目線で読むことができました。栞子さんの推理後にはけっこう各所に伏線があったんだなぁと納得。それぞれのストーリーの人物同士が意外な繋がりがあったりして おもしろかったです。
ストーリーも複雑ではなく、あっさりとしているのでけっこう読みやすいです。まだ1巻しか読んでないので、続きも読んでみようかな^^
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