映画大好きニートブログ

(キャスト)
パディントン　　　　　　　　　　ベン・ウィショー、
フェニックス・ブキャナン　　　ヒュー・グラント、
ブラウンさん　　　　　　　　　　ヒュー・ボネヴィル、
ブラウン婦人　　　　　　　　　　　サリー・ホーキンス、
ナックルズ　　　　　　　　　　　ブレンダン・グリーソン、
バードさん　　　　　　　　　　　ジュリー・ウォルターズ
グルーバーさん　　　　　　　　ジム・ブロードベント
カリーさん　　　　　　　　　　　　ピーター・キャパルディ
ジュディ・ブラウン　　　　　　　マデリーン・ハリス、
ジョナサン・ブラウン　　　　　　サミュエル・ジョスリン、
ルーシーおばさん　　　　　　　イメルダ・スタウントン
パストゥーゾおじさん　　　　　　マイケル・ガンボン
監督　　　　　　　　　　　　　　　　ポール・キング


(あらすじ)
マイケル・ボンドの児童文学を実写映画化した「パディントン」の続編。

ペルーの密林からイギリスに渡って暮らしていたクマのパディントンが、ある絵本をめぐる事件に遭遇する。

ブラウン家の一員として、幸せに生活しているクマのパディントン。

もうすぐ100歳になるルーシーおばさんへの誕生日プレゼントを探していた彼は、骨董品屋で素敵な絵本を見つける。

絵本代を稼ごうと窓ふきのアルバイトを始めるが、洗剤を頭からかぶるなど失敗しては騒動を起こす。

そんな中、絵本が盗まれ、一家と共に絵本の行方を追うパディントンだが．．．




(感想)
ついに今日映画館で観てきました！パディントン2！！

ストーリーは王道的にハッピーエンドで安心して観られる感じでした(´∀｀*)

子供も大人も楽しめます。というか、むしろ大人の方が少し楽しめるかもですww

一見、主人公のパディントンの可愛らしい見た目から子供向け映画と思いがちですが、登場人物一人ひとりが”どんな性格で””どういった立場なのか”しっかり描かれている。

だから人々の言動に納得がいくし、子供が観ても分かりやすいと思う。

一作目の「パディントン」を観ていなくても充分に楽しめました。

コメディ調で楽しいだけでなく、観た人に大切なことを教えてくれる。

パディントンが仕事をするシーンで、苦戦しながらも挿入歌の中で「どんな小さな仕事でもがんばろう」とパディントンが歌います。

上手くいかないし、クビにもなるけど地道にお金が貯まっていく姿には心打たれます。

子供がこれを観ればお金の大切さがほんの少し分かるだろうし、仕事をしたことがある大人だったら誰もが共感できると思う。

自分のためでなく”小さい頃から育ててくれたおばさんに誕生日プレゼントをあげたい”という動機で奮闘するパディントンが何ともいじらしい！

同居しているブラウンさんのセリフにもあったとおり「パディントンは誰に対しても平等にその人の一番いいところを見つける」と言うようにパディントンは人を嫌うことをしない。

相手がどんな人でも柔軟に優しく接している。今の現代人には非常に難しいことだけど(-_-;)

それが、たとえ囚人でも．．．ww

冤罪で刑務所に入れられたときも、みんなから一番恐れられていた食事担当の囚人にも臆さず食事がまずいことを上手く伝え、無事に打ち解ける。

ガランとしていた刑務所がパディントンが来てから花が飾られたり、スイーツが出るようになったり、寝る前に本の読み聞かせをするようになったりww変化を遂げる。パディントンすげーw

”周りがどんな人でも環境がどんなに悪くても自分次第で変えていける”という強いメッセージを感じる。

パディントンを観ているとだんだん応援したい気持ちになります。

悪役のヒュー・グラント演じるフェニックスも憎めない系のワルw

売れなくなった俳優という設定もいい味。

出てくる人たちに良くも悪くも人間味があってリアルなのにドロドロしないのがいい。

パディントンと例の絵本を取り合います。このやりとりを観ながら「そこまでして、おばさんのプレゼント絵本じゃなくてよくね？！」なんて身も蓋もないこと思ったり思わなかったり．．．w

パディントンはイギリスに来ることに憧れながらも来れていない、おばさんにイギリスの名所がたくさん描かれた飛び出す絵本をどうしても見せてあげたかったわけですね〜

最後無事にパディントンは無罪が証明され平和な日々に戻れます。

なんだか観終わったあともホッコリいい気分で帰ることができました。

やっぱりハッピーエンドで終わる明るい映画はいいですね〜

以上で〜す。


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