2016年06月12日
エルム・ハースト・スクール・フォー・ダンス
オリジナルの創立は1920年代にさかのぼる、イギリスでも最も
歴史あるダンス学校のひとつ。バーミンガムの広大な敷地に
校舎を移したのが2004年のことであるが、2012年に元バーミン
ガム・ロイヤル・バレエ団プリンパルのロバート・パーカー氏が
芸術監督に就任してからは、同バレエ団の付属バレエ学校という
特徴を強く打ち出している。教育内容はバレエ、コンテンポラリー、
ジャズ、音楽ほか、現代のダンス・カンパニーが必要とする多様性の
あるダンサーを育てることに力を入れている。
チェケット国際コンクール、ジェネ国際コンクール、ローザンヌ国際
コンクールなどへの参加も積極的に進めている。
詳細
所在地:バーミンガム
ロウアースクール
入学年齢:11才〜16才
寮:完備
学費(初年度年間/寮費込み):£ 29,091(2014/2015年)
その他、学校保険、教科書、英語授業、ユニフォーム、シューズ、
音楽レッスン(楽器演奏)、課外授業費などは実費。
オーディション:例年11月から1月にかけて予選が実施され、
3月中旬頃、本選となる。海外からのDVDによる審査も可能(〆切に要注意)
アッパースクール
入学年齢:16才〜18才
寮:条件により有り
学費(初年度年間/寮費込み):£ 30,894(2014/2015年)
その他、学校保険、教科書、英語授業、ユニフォーム、シューズ、
課外授業費などは実費。
オーディション:オーディション:例年11月から1月にかけて予選が実施され、
3月中旬頃、本選となる。海外からのDVDによる審査も可能(〆切に要注意)
サマーコース
例年7〜8月の2週間に実施される。オーディションはなく、1月頃に学校ホームページ
http://www.elmhurstdance.co.uk/ に準備される申し込み用紙に記入して申し込む。
コメント
伝統的にはロイヤル・バレエ・スクールがバーミンガム・ロイヤル・
バレエ団の付属バレエ学校であり、ロンドンから多くの学生がバレエ団
の舞台に出演してきたが、2012年からは特にバーミンガム・ロイヤル・
バレエ団とのつながりを強化しており、在学中にバレエ団への舞台出演も
多くなってきた。
バレエ団のビントレー芸術監督は「バレエ団の質を最優先に考えるため、
エルムの学生の入団を優遇することはできない」としながらも、
「頻繁に彼らを見る機会があるため、その成長も視野に入り、判断材料が
有利であることは否めない」と語っている。
2014年現在、他校に比べコンテンポラリーの比重が少ないが、
多様性のあるダンサーを育てることを目標としており、今後、カリキュラム
の改訂も考えられるだろう。ロンドンのような地の利はないが、バレエに
集中できる環境であることは間違いない。
⇒学校ホームページ:http://www.elmhurstdance.co.uk/
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