今回は、作業療法で一番多かったカラオケの話でもします。
今日、久しぶりにシャバでカラオケに行きました。
やっぱり通信カラオケはいいもんだ。
入院の後遺症か、最近の歌を忘れた自分が情けなく感じます。
平日にある作業療法の時間には、週に1回カラオケをやる日がありました。
カラオケは入院している患者さんたちには結構人気があるのですが、10年前のディスク式のカラオケです。
レーザーディスクではなくDVDなのがせめてもの救い。
カラオケの設備は映画鑑賞と共用というのが前提なのでDVD方式なのです。
デーンと数百枚のDVDを内蔵した大型のキャビネットのような
DVDチェンジャーがあるのですが
チェンジャーでも電源が入っていないので、作業療法士さんが手作業でお望みの曲が入っているディスクを探し出してかけるのです。
メモをとるためにホワイトボードがあって、曲名と番号と歌う人の名前がびっしり書かれています。
当然、倖田來未とかEXILEの歌を歌いたいと入っても
10年前は彼らはデビューしていないので当然レパートリーにありません。
GLAYやaiko、SMAPはギリギリありましたが
最近の曲はほとんどありません。
具体的にどんな漢字かというと・・・・
ほとんど演歌!。
80%は演歌です。
たまーに90年代のJPOPとか
70年代に流行ったフォークソングがある程度。
当然、私は90年代のJ-POPを歌わざる得ませんでした。
チャゲアスとかオリジナル・ラブとか好きだったから
結構歌っていました。
なかには、何度かカラオケやっても
いつもその曲しか歌わない
そういう人もいました。
病棟にいたとき仲良くしていた友達は
竹内まりやの『駅』しか歌わない人でした。
『駅』以外の歌を歌ったのは1度しか見たことがありません。
あとは、美川憲一の『柳ヶ瀬ブルース』とか
尾形大作の『無錫旅情』ばっかり歌う人とか
何かその歌に思い入れがあるんですかとか
その歌しか覚えていないのか
自身もって歌えないのか
自分にはわかんないけど
ずーっとおんなじ歌を歌う人はかなりいたような気がしました。
それでも、病棟の中ではなかなか大きな声を出せないから
カラオケはストレスの解消になったのは確かでした。