7月11日記述
〖魅力ある株主優待銘柄は安定株!〗
私は永年、株主優待銘柄を一つの投資対象と位置づけ一定の枠内で売買をしてきました。
優待内容が魅力的である銘柄は、長期的に見れば株価は底堅く、波があってもやがて回復して総じて右肩上がりの傾向がみられると感じています。
勿論、経済環境の変化や、業界の急変あるいは当該企業業績の一時的な落ち込みなどによって株価に急落場面があっても、優待狙いなどで買い支えられ株価下落は総じて緩和される傾向があると感じています。(もちろん例外もありますが)。
あくまでも優待内容が株主にとって魅力的である銘柄に限っての話です。
私は、株式の分散投資の一つとして、比較的底堅い魅力ある優待銘柄を一定割合保有するようにしています。もちろん長期に保有しているものもありますが、やはり株価の変動は避けられないものですから、株価の変動を捉えて売買益も狙っています。
狙う株は、あくまでも優待の利用価値が高く企業の株主優遇の姿勢に好感が持てると感じる銘柄に絞るようにしております。
ここでは、「1.優待内容の魅力度」、「2.株価の位置」、「3.業績の現状と見通し」等を通して、今なら投資妙味があると思われる銘柄をピックアップしていきたいと考えます。
株主優待内容の魅力度は人それぞれで違いますが、一応私は、「金額的価値(優待券価格+配当)」と「使い勝手・利便性(特定の人しか利用できないものは×)」、「人気度(フリマで高値がつくなど)」で判断しています。
ご興味を持って頂ければ幸いです。勿論、最終的判断はご自身のご判断でお願いします。
〖今回ご紹介する銘柄は、「サイゼリア」(8月)です。〗
1.優待内容の魅力度
[優待内容]
現在の株価水準(2450円 7/10)では 優待利回り 年0.8%、配当利回り 年0.7%
[魅力度]
245万円(7/10株価2450円×1000株 )の投資で年間2万円分(優待利回り 年0.8%)の優待券が得られる。優待利回りとしては低いが、豊富な店舗数が利用できる上、有名ブランドの食品とも交換できる。
2.株価位置
昨年1月の高値3800円近辺から本年1月まで業績下方修正を受けて株価が下降を続け1月に底値を確認、自社株買いなどの刺激を受けて底値鍛錬後4月に月次改善などで見直し買い。2400円近辺で保ち合い形成。一目均衡表の雲抜けが近い状況。8月の優待権利取りに向けて地合いがよければ上昇波動が確認されるのではないかと思われる。
3.業績の現状と見通し
下記会社四季報の情報によれば、構造改革や人件費負担で落ち込んだ業績も底打ちの兆しがあり来期以降の業績回復が期待できると見られる。
[見通し]
[業績]
4.私の投資判断
以上から、私は今後8月の優待権利取りに向けて地合いがよければ3800−1700=2100の二分の一戻しが狙えるのではないかと考えています。おりしも現在は、25日線、75日線、13週線、26週線を抜けています。価格帯別出来高分布を見ても2500~2850円までは真空状態で2800円狙いはどうでしょうか
くれぐれも投資判断はご自身でお願いします。
なお、ご興味があれば、「自分でできる「長期間留守にする時の防犯対策」もご覧いただければありがたいです!
2019年07月11日
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