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2022年02月21日

確定申告|e-Taxを使えば還付金の有無確認が容易にできる!(リニュアル)

e-Taxは、PCで確定申告や還付金チェックができる便利なツール! 

 

「e-Tax」の魅力は、「税務署に行かなくてもいい」、「土日や深夜でも申告できる」、「添付書類を省略できる」などのメリットがありますが、何といっても還付金が得られるかどうかの確認が簡単にできることが一番の魅力ではないでしょうか? 

 

必要事項を入力していく都度、還付金額が表示される上に、何度でも訂正できます。 

 

初めて「e-Tax」を使われる方を想定して「e-Tax」の利用手順を整理しました。 

 

一度試みれば翌年からは簡単にできるようになります。参考になれば幸いです。

  zei_etaxパソコン確定申告.png

T.e-Taxは、パソコンで確定申告や還付金有無を確認できる便利なツール

 

1.確定申告は重要な節税ツール

 

確定申告は、確定申告義務がない会社員(給与所得者)や年金所得者にとっても、特に株式投資や副業などをされている方、医療費支出が多かったり住宅を購入された方にとっては、大変重要な節税機会となります。

節税(還付金請求)項目にはどういうものがあるか

 

次の表のように、自分で確定申告しないと節税の恩恵が受けられないものが多くあります。

 

 また、これとは別に、株式運用されている方を対象に、取引などの損失を生かした損益通算や配当控除などの節税機会もあります。

 

給与所得者 雑損控除医療費控除(セルフメディケーション)寄附金控除住宅耐震改修特別控除住宅特定改修特別税額控除など
年金所得者 生命保険料控除地震保険料控除雑損控除医療費控除セルフメディケーション税制による医療費控除の特例寄附金控除など

 

確定申告しないと所得税ばかりか住民税その他の負担軽減機会も逸する

 

これらの項目は、自分で気がついて確定申告しないと節税できないばかりか、節税することによって住民税や他の社会保険や地域行政サービス負担の軽減チャンスも逸することになります。

 

2.e-taxは、pcで確定申告や還付金有無確認が簡単にできる便利なツール

 

1)e-Tax(イータックス)とは

 

e-Tax(イータックス)とは、国税庁が運営するインターネット上の「国税電子申告・納税システム」を利用することにより、パソコンやスマホで国税の申告・申請・納税等を行えるようにしたものです。 

 

従って、 「e-Tax」は、パソコンやスマホがあれば、事前準備さえできれば、画面の指示に従って入力を進めれば簡単に作成できるようにシステム化されています。

 

おかしい入力があれば、都度指摘され、修正も何度でも可能です。 

 

e-taxでできること

 

・税務署に行かなくても自宅からネットで申告できる 

・生命保険料控除の証明書などの添付書類の提出省略 

・還付がスピーディー ・24時間受付でe-Taxの利用が可能

 

 

2)e-Taxは気軽に還付金(節税)の有無がチェックできる便利なツール

 

「e-Tax」の魅力は、「税務署に行かなくてもいい」、「土日や深夜でも申告できる」、「添付書類を省略できる」などのメリットがありますが、何といっても、「国税電子申告・納税システム」を利用して、還付金が得られるかどうかの確認が簡単にできることが一番のメリットです! 

 

特に、株式運用者にとって、節税方法には、総合課税方式と分離課税方式の選択によって節税額は異なり、住民税への影響も気になります。

 

従って、両方とも試算して有利な方を選ぶ必要がある場合があります。

 

こういった場合にも、簡単に、e-taxで試算確認ができ、有利な選択をするのに役立ちます。

 

 また、身近でパソコンに向かって作業できるので、毎年手軽に確定申告に関心を持っていられることではないでしょうか?

 

3)e-taxは、過去の確定申告書類等がいつでも閲覧・利用できます

 

etaxには、自分専用のBOXがあり、過去の確定申告書類や税務署との送信、受信メール等が保管されており、閲覧や再利用ができるので便利です。

 

U.「e-Tax」利用の為の事前準備と利用手順

 

1.「e-Tax」を利用するための事前準備

 

税務署に出向くことなくパソコンやスマホで確定申告するためには、「e-Tax」を利用するための本人認証できる事前手続きや認証ツールなどが必要になります。 

 

「e-tax」利用のための事前準備事項は、次のような項目になります。 

 

詳細は、「e-taxの事前準備はこれ!e-taxで還付金の有無が確認できるをご覧願います。

1)「事前準備セットアップファイル」のダウンロード

 

e-taxを利用するためには、毎年、事前にパソコンに「◯◯年度事前準備セットアップファイル」をダウンロードしてパソコンの環境を整備しておく必要があります。

2)「マイナンバーカード」か「IDとパスワード」の取得

 

e-taxで確定申告書を作成し申告するためには、間違いなく本人のものであることを裏付ける必要があります。 

 

このための本人確認に用いられるのが、「マイナンバーカード」か「税務署交付のIDとパスワード」になります。 

 

従って、パソコンで確定申告するには、「マイナンバーカード」か「税務署交付のIDとパスワード」のいずれかを事前に用意しておく必要があります。

 

3)「利用者識別番号」の取得

 

e-Tax利用のためには、「利用者識別番号(半角16桁の番号)」の取得も必要となります。

 

「利用者識別番号(半角16桁の番号)」は、納税者個人のアカウントとなるものです。

 

主旨は、他者のなりすましを防ぐため、16桁の識別番号とパスワード事前に登録しておくというものです。「受付システム」等の利用にも必要になります。

 

2.パソコンで確定申告する作業手順

 

事前準備が整えば、確定申告に必要な「源泉徴収票」や「生命保険料」や「医療費」等の諸帳票を準備して、パソコンで確定申告の作成と申告手続きを行うことになります。 

 

詳細は、「e-taxの事前準備はこれ!e-taxで還付金の有無が確認できるをご覧願います。

1)「確定申告書等作成コーナー」で作成開始する

 

⦿国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、「作成コーナートップ」画面の「作成開始」をクリックします。

 

2)税務署への提出方法の選択

 

⦿確定申告書の税務署への提出方法を、次の4つの選択タブから選び、該当するタブをクリックします。 

 

@「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」 

A「マイナンバーカード方式(ĪCカードリーダライタ)」 

➂「ID及びパスワード方式」 

C「印刷して提出」 

 

⦿タブによって次画面が以下の様に異なります 

 

@とAの場合 ⇒「作成する申告書等の選択」の画面に移ります。 

➂の場合   ⇒「e-taxを行うための事前確認」画面に移ります。 

Cの場合   「e-taxを行うための事前確認」画面に移ります。

 

3)「作成する申告書等の選択」

 

⦿「作成する申告書等の選択」の画面で、「作成する申告書等」と「年分」を選択しクリック 

⦿「申告する税区分を選択する」画面「所得税」を選択する 

⦿「マイナーポータル連携」画面で「連携する」、「しない」のいずれかをクリックする。

⦿「確認して次へ」をクリックすると、マイナンバーカード方式等の認証手続き画面に移る。

4)画面の案内で入力で進める

 

後は、順次準備した源泉徴収票や生命保険・医療保険などの控除証明書、各種帳票類などをもとに、画面の指示に従って入力していけば進めていけます。 

 

一度作業を経験すれば慣れます。毎年のことなので是非挑戦してみてください!

 

最後に

 

e-Taxの「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、簡単に還付金を受けられるかどうか確認できます。 

 

所得税の節減は、ほとんどの場合、住民税の軽減に繋がり、ひいては地域行政サービス(国民健康保険料や介護保険料、児童手当等)の負担軽減にも繋がります。 

 

一度、マイナンバーカード取得か、税務署へ行って本人確認のためのID取得とパスワード設定を行えば、毎年、無料で簡単に「e-Tax(イータックス)」が利用できます。 

 

e-Taxを利用して節税利益を享受しましょう!

 

 

ーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーー
 

 

確定申告に使えるICカードリーダーの選び方

 

e-taxで確定申告をする際、マイナンバーカードで認証を受ける為には、マイナンバーカードに対応しているICカードリーダーであることが第一条件です。 

 

マイナンバーカード対応製品リストは、「公的個人認証サービス」のポータルサイトで確認できます。 次に、パソコン等に対応したCカードリーダーでなければなりません。 そのためには、下記のような事項にも注意が必要です。

 

@対応するOSの種類に注意
2019年に、e-Taxが、macOSにも対応しましたが、Windowsモデルが圧倒的なので注意が必要です。
 
A「接触型」と「非接触型」の2種類があることに注意
 
➂USB接続とBluetooth接続の2種類の接続方式がある
また、USB接続は、「Type-A」と「Type-C」があります。
 

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