サラリーマンや年金者は、確定申告は難しそうで何よりも手間がかかりそうなので、よほどの必要性がなければ関係ないとつい避けてしまいがちになります。
会社で年末調整(会社が個人に代わり税務署へ申告・納税を行う)を受けられる「サラリーマン」や「年金受給者」の方たちは、医療費が多かった場合や住宅を購入した場合以外は、あまり関係ないよと思っている人が多いのではないでしょうか?
※サラリーマンでも、年収2,000万円を超える人や副業の所得が20万円を超えている人、従たる給与が20万円を超えている人、初年度の住宅ローン控除の申請がある場合は確定申告が必要ですが。
しかし、インターネットを利用した「e-Tax(イータックス)」で申告できる今では、一度手続きさえしておけば、毎年確定申告の時期に、e-Taxの「確定申告書等作成コーナー」の画面案内に従って必要事項を入力すれば、税金の還付が受けられるかどうかが瞬時に見ることができ、受けられるならば、そのままネットで申告ができます。時間的には、資料の事前準備ができていれば、そんなに時間はかかりません。
ましてや、今年から税務署に行き手続きし発行された「ID」と「パスワード」を利用すれば、マイナンバーカード及びICカードリーダライタなしでe-Taxができるようになりました。
また、スマホでもできるようになりました。
医療費(医療費控除は年末調整では申請できない)や生命保険料、地震保険、ふるさと納税、寄付金、損失、年末調整では処理できなかった所得控除がある場合など還付の可能性はありえます。
特に年金者の方も収入の割には、医療費や生命保険料、地震保険、ふるさと納税、寄付金、損失などの負担が大きい場合は、還付の可能性はありえます
是非「e-Tax(イータックス)」の活用をお勧めします。
※e-Taxを利用した申告をするには
1.事前準備するもの
◎従来方式
@電子証明書が組み込まれているマイナンバーカードまたは住民基本台帳カードが必要
マイナンバーカードをお持ちでない方は、住民票のある市区町村窓口へお問い合わせください。住民基 本台帳カードをお持ちの方は、その有効期間内であれば引き続きご利用になれます。
AICカードリーダライタが必要
ご利用されるマイナンバーカード(又は住民基本台帳カード)に対応したICカードリーダライタをご準 備ください(家電販売店などで購入できます。)
◎今年から取り入れられた方式
税務署の窓口に行って本人確認の上で、ID(利用者識別番号)とパスワード(暗証番号)を取得
2.確定申告は、「e-Tax(イータックス)」の「確定申告書等作成コーナー」を利用します。
「申告書・決算書・収支内訳書等作成開始」のボタンをクリックして、画面案内に従って必要事項を入力します。
・申告書にはAとBがあり、申告書Aは、給与所得、雑所得、一時所得、総合課税の配当所得のみの申告で、予 定納税をしていない人が使用します。申告書Bは、所得の種類にかかわらず、どなたでも使用できます。
3.作成した還付申告の申告書は、電子申告データを作成することでe-Taxで申告をすることができ手間はかかりません。
是非「e-Tax(イータックス)」の活用し、納付しすぎた税金を取り戻して節税しましょう。
タグ:e-Tax,確定申告
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