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ペン牛
ペン牛といいます。子供の頃から怖い話が好きで、ブログを始めたいけどネタがない、と悩んでいたところ辞書からランダムに選んだ言葉を使って怖い話を書けないかと思いつき、やってみたら案外できることが判明、気がついたらブログを開設していた。こんなですが、どうぞよろしくお願いします。なお当ブログはリンクフリーです。リンクしてもらえるとすごく喜びます。にほんブログ村アクセスランキング、人気ブログランキング、アルファポリスに参加中です。 


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2016年10月16日

二百九十一話 お題:三昧(心を一つの対象に集中して動揺しない状態) 縛り:なし

 職場の同僚の話である。

彼は最近瞑想にはまっているのだという。
「俺、自分が本当にやりたいことがわからなくてさ。自分探しとか散々やったんだけど駄目で、瞑想も期待しないで始めたんだけど、これが意外によかったんだよ。やってると疲れが取れるし、ストレスも解消できてる気がするしな……ただ」
 ただ、なんだ? と私が聞くと、
「その、瞑想でひたすら集中してると変な欲求がわきあがってきて、それが怖いんだよ」
 その欲求こそがお前の本当にやりたいことじゃないのか、と私が言うと、
「……俺は、本当は周りの人間を片っ端から燃やしたかったのか? もしそうなら、俺は生きていてもいいのか?」
 とりあえず、私のことは燃やさないでくれよ、と言っておいた。


posted by ペン牛 at 21:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 怖い話
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