2016年06月28日
百八十一話 お題:整列(きちんと列を作って並ぶこと) 縛り:なし
会社の先輩が体験した話である。
それは先輩の家の最寄り駅で起きたという。
「仕事帰りでさ。電車降りたら隣りの線の転落防止用の誘導ブロックに沿ってずらーって人が並んでたんだよ」
先輩は最初そのまま家に帰ろうと思っていたのだが、あまりにもその列が長いので、並んでいる人の一人に声をかけてみた。
「すごい列ですけど、これなんですかって聞いたんだ。そしたら」
先輩が声をかけた男性は、
「電車が来たら皆で一斉に飛び込んで、何人までひかれるのか試すんですよ」
と答えた。
「それ聞いてすぐホームから出たよ。次の日ニュース見たら駅のホームから大量飛び込みとかやっててさ。その影響で電車がめちゃくちゃ遅れて会社には遅刻するし、やるんならもっと別のところでやれよ、全く」
私は確かにそれは大迷惑ですね、と先輩に賛同しておいた。
それは先輩の家の最寄り駅で起きたという。
「仕事帰りでさ。電車降りたら隣りの線の転落防止用の誘導ブロックに沿ってずらーって人が並んでたんだよ」
先輩は最初そのまま家に帰ろうと思っていたのだが、あまりにもその列が長いので、並んでいる人の一人に声をかけてみた。
「すごい列ですけど、これなんですかって聞いたんだ。そしたら」
先輩が声をかけた男性は、
「電車が来たら皆で一斉に飛び込んで、何人までひかれるのか試すんですよ」
と答えた。
「それ聞いてすぐホームから出たよ。次の日ニュース見たら駅のホームから大量飛び込みとかやっててさ。その影響で電車がめちゃくちゃ遅れて会社には遅刻するし、やるんならもっと別のところでやれよ、全く」
私は確かにそれは大迷惑ですね、と先輩に賛同しておいた。
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