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ペン牛といいます。子供の頃から怖い話が好きで、ブログを始めたいけどネタがない、と悩んでいたところ辞書からランダムに選んだ言葉を使って怖い話を書けないかと思いつき、やってみたら案外できることが判明、気がついたらブログを開設していた。こんなですが、どうぞよろしくお願いします。なお当ブログはリンクフリーです。リンクしてもらえるとすごく喜びます。にほんブログ村アクセスランキング、人気ブログランキング、アルファポリスに参加中です。 


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2016年05月10日

百三十二話 お題:自己流(他から教えられたのでない自分だけの独特のやり方) 縛り:隔て(境をすること)、フロンティア(未開拓の分野)

 取り引き先の社員さんから聞いた話である。

なんでもこの業界には昔とんでもない社長がいたのだという。
「その社長の経営理念がほんとぶっとんでてさ。これからはどの会社も隔てなく自分達のノウハウを教え合って成長していくべきだ、そうすればきっと新たなフロンティアに辿り着けるはずだ、みたいなことを本気で言ってたらしくて」
 恐ろしいことにその社長は自社の持つ貴重なノウハウを片っ端から他社に教えてしまったのだという。当然他社が自分のところのノウハウを教えてくれるわけもなく、その社長の会社は急速に経営が悪化していった。
「その社長、社員が何度直談判してもノウハウ教えんのやめなかったらしくてさ。当然会社は倒産。最後は社員がよってたかって社長をリンチしたんだってよ。もう馬鹿っていう言葉でも足りないよなぁ」
 やったことと結果がどうであれ、自分の信念を最後まで貫いたことは素直に尊敬できるな、と私は思った。

posted by ペン牛 at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 怖い話
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