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ペン牛といいます。子供の頃から怖い話が好きで、ブログを始めたいけどネタがない、と悩んでいたところ辞書からランダムに選んだ言葉を使って怖い話を書けないかと思いつき、やってみたら案外できることが判明、気がついたらブログを開設していた。こんなですが、どうぞよろしくお願いします。なお当ブログはリンクフリーです。リンクしてもらえるとすごく喜びます。にほんブログ村アクセスランキング、人気ブログランキング、アルファポリスに参加中です。 


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2016年04月14日

百六話 お題:鉄砲水(山崩れでせき止められた水や集中豪雨による増水などが一時に激しく流れ下るもの) 縛り:図書(書籍)、話芸(講談や落語など話術で人を引きつける芸)

 友人の女性の話である。

彼女は図書館の司書をしているのだが、ある日いつものように図書の整理や来館者の対応といった仕事をこなしていると、館内のイベントスペースから穏やかな、それでいてよく通る女性の声が聞こえてきた。話している内容からすると子供達に絵本の読み聞かせをしているようで、声が素晴らしいだけではなく、話し方も話芸を習っているのではないかと思うほど洗練されたものだった。少しの間彼女はその女性の声に聞き入っていたのだが、はっと気づいた。
「うちの図書館のイベントスペース、予約制なのよね。その日絵本の読み聞かせの予約は入ってなかったから、予約が必要なことを知らないで使ってるのかなぁって思って、とりあえず中に入ろうとしたら」
 はい、今日集まってくれた皆は全員鉄砲水に飲みこまれて死にます、かわいそうねぇ、本当にかわいそう――イベントスペースの中からそんな声が聞こえてきたという。
「いきなりなんてことを言うんだって思って中に入ったら、いたのは子供達だけでね。絵本読んでた女の人はどうしたのって聞いたら、消えちゃったって言われて。おまけにイベントスペースに集まってた子達みんな親御さんに黙って一人で来てたみたいで、結構な騒ぎになっちゃって大変だったのよ」
 それからしばらくして、彼女の勤める図書館がある町は川遊びの際鉄砲水によって溺死する子供が多発したことで全国的に有名になったのだが、彼女は子供が溺死する事故が多発したのは飽くまでも不幸な偶然だと言い張っている。

posted by ペン牛 at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 怖い話
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