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kaokaosaku
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2020年07月12日

流動性の罠( 分かりやすい説明)

流動性の罠を分かりやすく説明させていただくと

1 経済成長率と
インフレ率との間に 全く連動がない状態

2 インフレーションが発生しないため
経済を支えるバロメーターが経済成長率しか存在しないことになります

これを車で例えるなら
最も私は車は苦手ですが
ペアのタイヤを持たないで車を走り続ける状態

アクセルだけでブレーキの効かない車みたいなもんでしょうね

最も経済成長率とインフレ率の間では因果関係がありませんから
当たり前と言えば当たり前です


問題なのはここ
経済成長率とインフレ率に因果関係があると思い込んでる人が多いんですね

経済成長率だけで
経済を支えるとすれば
ひたすら供給量を増やす

それで売れないものを作って政府に全部買ってもらうような感じですね

海外からは今の日本が
そういう状態だという指摘がされています

この経済構造の問題点は
インフレーションを発生させることができないことに問題があるわけで

海外の経済学者は
人々が金利の上昇を期待して
貯金を降ろさないというのが
日本が
落ちてる状態だと説明しています


これは私が何度も繰り返し説明させて頂いてることですが

今の日本人の平均収入は

300万円です

現在1100兆円の国債を日銀が引き受けていて

GDP
60兆円は全て返済に充てなければいけない状態
国民1人当たりに直すと45万円
労働人口に直すと一人当たり90万円

返済に充てなければならず

平均賃金- 返済額- 所得税= 可処分所得

日本人は150万円
それしか可処分所得がありません

これで3千万円レベルの住宅を買うことができるでしょうか

平均的な日本人に
住宅ローンを構成できないのが今の銀行に陥ってる状態です

平均的な日本人に
住宅ローンを組ませて
大企業に融資し続けて成長した日本の
経済モデルは完全に崩壊しています

インフレーションが発生しない構造

このまま放置すると

処分所得が限りなく平均収入に近づきますので

平均収入が150万円になってしまえば

平均的な日本人は貧困層だということになってしまいます

流動性の罠を立て直すことができなければ

そういうことになります





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