サラリーマン時代は、東京は出張で行くところ・・と思っていた。

ディズニーランド以外は。


ところが・・一昨年の夏、友人が東京へ単身赴任していたので

4日間泊まり込みで遊びに行った。

そしたら、結構・・観光できるではないか！

一昨日行った浅草も、その時初めて行った。

月島でもんじゃ焼きをいただき、下落合でつけめんを食べ、

神田や新宿思い出横町や中野で昭和気分にひたりながら一杯飲んだ。


そして、その時に最も印象に残ったところは「靖国神社」だ。




いや、印象に残ったどころか衝撃的だった。

それまでは、歴史で学んだ程度の認識しかなかったが、

戦争を知らない世代としては、まさに衝撃である。

そのすべてが、境内北側の遊就館に展示されている。

日本人ならば、一度は見ておくべきだ。

17〜18歳の青年が、神風特攻隊として飛び立つ前日に

母親に宛てた手紙を見たときには、涙がボロボロ出た。

と同時に、自分は幸せな時代を生きていると実感した。

彼らのことを思えば、私の悩みなどちっぽけなものだ。

大げさなようだが、人生観が変わると言っても過言ではない。


今回の旅では、立ち寄ることはできなかったが、

久しぶりに東京へ行って、こんなことを思い浮かべた次第である。