そう。。時を刻む時計・・・

基本的に好きだ。

世の中がどんどんデジタル化する中で、

この分野だけはアナログであり続けてほしい。

確かに今時誰もが持っている携帯電話にも正確な時計が付いている。

それに比べて機械時計は、少々狂う。

でも、1分1秒を争う生活をしている人はそんなにいない。

要するに、少々狂っていても生活に支障はないワケだ。

「チッ・チッ・チッ・・・」この音を聞くだけで心が落ち着く。

若かりし頃は、その魅了に取り憑かれてローンで機械時計を購入したものだ。

その腕時計が最近少々遅れる。

機械時計にとって進むのは問題ないが、遅れるのは致命傷だ。

ということで、先日オーバーホールに出した。

本来は3年ごとに出すといいのだが、私は調子が悪くなるまで出さない。

あまりお勧めできないが、私の場合は経済的に仕方がない。

覚悟していたが、分解掃除だけなのに約５万円也

今の私には結構キツい。。

でも、カワいいマシンだから仕方ない。

自分が使っていた時計を息子に譲る・・・憧れた。。

実際、私の祖父が使っていた手巻きの時計を今でも大切に使っている。

だから、私の時計も代々受け継いでほしい。

と思っていたのだが・・・

残念ながら、私には息子がいない

フタリの娘は・・・そんなデカい時計はいらない・・・と言う。。

ただ・・・これだけは言えると思う。。

男が身に付けるもので、さりげなくこだわれるものは腕時計だけだ。

ひけらかすような高級品ではいけない。

安物でもダメだ。

唯一、、人格が見えるもの・・・それが腕時計である

と私は考える。。