この不景気に、そんなに業績を伸ばしているところがあるのか！？

と驚く方も多いと思うが・・・そうではない。

昨年1年間で早期退職を実施した上場企業だ。

日経の集計によれば、募集した企業が201社(08比3.4倍）

それに応募して退職した人が21,966人(08比2.8倍）だそうだ。

無論・・・私もその中の一人である。

こんなに同志がいたのかと驚くばかりだ。

この集計に入っていない人を含めると恐ろしい人数ではなかろうか

年始のいろんなアナリストのレポートを見ていると、

今年は成長を続ける中国・インドに続き、アメリカの成長回復が

世界経済を後押しすると予測する人が多い。

その流れで、日本も輸出企業中心に回復して、

日経平均株価もリーマンショック前の水準に戻るようだ。

もっとも、この予測が的中すれば・・・の話だが

的中してくれることを、ただただ祈るだけである。

当面、株式と為替投資で食いつながなければ

ならない身としては、尚更深刻である。

そうやって食いつないでいくうちに、景気が良くなり

企業が新たな採用を拡大してくれれば、さらにありがたい。

そうしたら、私の同志(私が勝手にそう思っているだけだが・・・)の

21,965人も、仕事にありつけるかも知れない。

経済評論家になるつもりはないのだが、

失業中の身として、深刻にそう願う毎日だ。。