全国で、お米が手に入りづらいという反応が数多く見られる。
実際に在庫がなくなって販売できないスーパーや食料品店、ドラッグストアがある。
米不足の主な原因の一つは、昨年の異常な猛暑で、この異常気象により、稲作に深刻な影響が出ている。
具体的には、猛暑によって米の品質が低下し、小粒で欠けやすい米が多くなってしまった。
このように、異常気象は直接的に米の供給に影響を与え、米不足の一因となっているようだ。
さらに、農水省によると、2024年6月末の米の民間在庫は156万トンで、比較可能な1999年以降、過去最少になるという。
農水省の担当者は7月15日の発言で「需給が逼迫(ひっぱく)している状況ではない」といっていたが、店頭にはその米はない。
メディアも農水省の担当者の「需給が逼迫(ひっぱく)している状況ではない」という放送が消えた。
さらに農水省の担当者は、「欲しいお米を、欲しいときに、欲しい量・価格で買えるような当時の状況と現在を比べると、確かに仕入れが少し厳しくなっているような状況ですが、それでもコロナ前と似たような水準ですので、安心していただければと思います。」と付け加えた。
なにが安心なのだ。
店頭にはお米はすかっからかんだ。
日本政府、農水省がいかに頭が悪いか理解できただろうか。
米の品薄、解消は10月以降にまで続く可能性があるという。
世の中は争奪戦状態となっている。