現在、感染が広まっているのは世界保健機関が先月、注目すべき変異株に指定したオミクロン株の新たな系統「EG.5」、通称「エリス」、都内にある病院では感染力が強いとされる新たな変異株、通称「エリス」の割合が増えて一般の医療にも影響が出ているようだ。
感染力がやや強いとされるEG.5のその特徴だが、ほとんどが中等症から軽症で重症はそれほど多くないようだ。
しかし今、流行しているEG.5に関しては、従来、我々が接種してきたワクチンは効きにくいらしく今度、認められた新たなワクチン、それを早めに接種する必要性があるという。
また、国立感染症研究所は12日、性感染症の梅毒と診断された患者が、今年に入り1万人を超えたと発表した。
現在の調査方法となった1999年以降、初めて1万人を超えた2022年より、約2か月早いペースとなっている。
感染研が週ごとに公表する感染症発生動向調査(速報値)によると、3日までの患者数は1万110人にのぼり、都道府県別では東京が2490人と最多で、大阪(1365人)、愛知(590人)、福岡(588人)と続き、都市部で多かった。
梅毒の患者数は増加傾向にあり、過去最多の更新が続いているようだ。
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