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2020年10月26日

2020年9月寝台特急『銀河』の旅(その11:稲佐の山、奉納山)

寝台特急『銀河』の旅のレポート第十一回は、稲佐の浜と奉納山についてお届けします




出雲大社から西側の方へ20分ほど歩くと、稲佐の浜という海岸にたどり着きます


01稲佐の浜.JPG


ここは国譲り、国引きの神話の舞台ともなった場所であり、また、旧暦の十月十日に全国の八百万の神をお迎えする場所でもあるなど、神々にまつわる出雲ならではの場所と言えるでしょう


また、特徴的なのが、砂浜の中にぽっかりと浮かぶ弁天島


02弁天島.JPG


かつては稲佐湾の沖にあったと言われるこの島も、今は海岸に近い場所にあり、高台に位置する鳥居と祠が何だか独特の雰囲気を醸し出していますね
(ちなみに賽銭入れは岩の下の方にあり、お参りする人はそこにお賽銭を入れ、鳥居の真下から参拝をしていました。)



稲佐の浜を見た後は、少し出雲大社側に戻り、奉納山という山の上にある展望台を目指しました


頂上の展望台に至る前の中腹辺りのところには、歌舞伎発祥の立役者となった出雲阿国(いずものおくに)を讃える塔がありました


03阿国塔.JPG


こちらは、歌舞伎界の名門である中村家、市川家などの寄付により建てられたものだそうです。



その後もひたすら坂道を上り続け、頂上に到着。


山頂には手斧神社という神社がありました。


04手斧神社.JPG


そして、頂上の展望台からの景色はこちら。


05奉納山公園からの眺め.JPG


いやー、本当に素晴らしい景色で山頂まで登ってきた甲斐がありましたね


奉納山からの眺めを堪能した後は、下山し、一畑電車の出雲大社前駅へ


出雲大社の正門前すぐのところにはご縁横丁と呼ばれる、食事やお土産物の店が集まる場所もあります。


06ご縁横丁.JPG


今回は時間がなく、パスしてしまいましたが、次回寄ることがあればこちらの中ものぞいてみたいですね



出雲大社前駅から途中川跡駅で乗り換えて、電鉄出雲市駅まで、30分ほどで到着。


07電鉄出雲市駅.JPG


電鉄出雲市駅は、JR出雲市駅のすぐそばに位置しています。


08JR出雲市駅.JPG


JR出雲市駅の外観は、出雲大社の屋根をかたどっており趣深いですね



出雲市駅から寝台特急「銀河」の出発時間までは少し時間があったので、駅のコンビニで売っていた「しまねっこエール」を試してみました


09しまねっこエール.JPG


和紙のラベルが独特なのと、ヴァイツェンの味わいが素敵な地ビールでした



次回のレポートは、出雲市駅出発から新見駅までの銀河乗車中についてお伝えします



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