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2020年08月31日

完結『リボーンの棋士(7)』鍋倉夫作・鈴木肇監修 読了

 先日発売された『リボーンの棋士(7)』を読了しました。この7巻で完結となります。



*ネタバレ含みます

 7巻の冒頭は、主人公安住が天才プロ棋士五十嵐に完敗したところから始まります。この場面6巻の終わりで一応サジェストされていましたが、内容が描かれず安住の独白だけで語られているので、何か読み飛ばしているのかと思い6巻を読み返しましたが、そうではなかったです。思えばこの辺りからもう完結への準備になっていたのかもしれません。
 手も足も出なかった対局にショック受けている安住が、最寄り駅でふと目をやると、そこには先程戦った五十嵐が。どうやらバッグ一式を電車の中に忘れてしまって、財布もスマホもその中とのこと。行きがかり上彼を自宅に連れ帰ることになりました。(お金かスマホを貸してあげればいいのでは・・・

 まだ高校生の五十嵐は控えめで会話が苦手な様子ですが、将棋の話になると打って変わったように目を輝かせます。プロにも関わらず、アマの棋譜までをチェックしている彼に衝撃を受ける安住。将棋を好きな気持ちは誰にも負けないと思っていたのに、こんなに純粋に将棋を好きな人間がいるのか!五十嵐との会話をきっかけに、自分が将棋を続ける意味について悶々としはじめ、仲間達との研究会にも出なくなってしまいます。
 一方、安住と同じくプロを目指す土屋は快心の活躍。以前馬鹿にされた後輩のプロ棋士にお願いして、彼の研究部屋にも出入りするようにもなり精進してます。

 悩み続けている安住は、元コンビニ同僚の森を誘い動物園へ。←この森さんは、登場当初から安住のことをにくからず思っている人物として描かれています。息抜きに出かけたデートでもやはり将棋のことを考えている安住、そんな安住に森は自分が結婚する予定だとを告げます(ガーン)。そして安住さんは将棋に選ばれてる特別な人、大きな舞台で活躍を見たいと励ましてくれます。(この場面『BLUE GIANT』で大が彼女に振られるとこ思い出しました。)

 その後立ち直った安住はアマ棋戦で土屋をおさえ優勝。五十嵐の30連勝がかかった対局で世間の注目を集めましたが惜敗。安住の挑戦はまだまだ続くよwith土屋という形で完結しました。
 完結が決まっていたせいかもしれませんが、7巻は伏線回収しまくり巻で、土屋とプロ後輩との確執も解消、安住と父親の確執も解消、森さんとの関係も答え出るとさくさくの展開でした。そのためダイジェスト感がいなめず、これまでの巻に対して物足りない印象ですが、破綻がないようにまとめられてると思います。もう少しじっくり続いてほしかった。どこかで『リボーンの棋士リボーン』が始まるといいですね。

 五十嵐が安住の自宅を訪れた場面で、本棚の本を手に取る描写がありますが、それはだめだ五十嵐くん!持ち主に許可とってから本触って!安住と腹を割って話す導入で、無意識に手に取ってしまうことが肝って分かりますが、自宅で同じことされたら無理ー(個人の感想です)。

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