「やらなくなった」事が成果につながった
2023年は私にとって転機となる「投資元年」だったと思います。
今までの私はFXに限らず適当に投資に手をだし、結果惨敗...という事を繰り返して来ました。
しかし真面目に向き合った結果今年はそれなりの成果を上げることができました。
なぜ成果が出たかと改めて振り返ってみるとある行動を「やらなくなった」事が大きいと気づきました。
逆張り反転狙いの一発逆転トレード
私がトルコリラや株価指数・商品CFDで失敗した最大の原因はこれでした。
いつもいつも「史上最高値・安値」という言葉につられ「値頃感」でトレードしていました。
結果チャートはそのポイントを突き抜けたあともズルズルと...そして資金不足で損切退場を何度繰り返したか思い出せない位です。
そんな状況が眼の前にあっても今では「これはこのままいくやつなのか、戻るやつなのか」ちゃんと調べて冷静に考えるクセが付いたので慌てて飛びつく事もありませんし、戻る可能性があっても少しづつポジションを取れるようになりました。
深追い
これもかなり重要なポイントです。
「いつか戻る」という淡い期待を抱きながら資金を追加してポジションを増やすという行為をやりがちでした。
しかしこの淡い期待は無残に打ち砕かれます。
そして傷口をさらに広げてしまい一旦撤退するにしても再挑戦の時期を遠のけてしまいます。
まずい状況では逃げるが勝ち、深追いをやらなくなったら成長した証です。
都合の良い材料を探す
ニュースをあれこれ探し出し「これ戻るやつ」なんて勝手に解釈してはいけません。
自分の都合の良いように相場が動いてくれる保証はありません。
もしそうなる為の好材料があったとしても必ずしもそうなるとは限らないものです。
事実トルコリラはいくら利上げをしても底なし沼です(実質金利がインフレのせいでマイナスな為)。
そうやって「撤退、仕切り直し」を先延ばしにしているとどんどん資金が減り取り返しのつかない状況に追い込まれる可能性があることを覚えておくべきです。
昨今のユーロ円のマイナススワップなんか最たる例ではないでしょうか。
成果を上げる為に絶対にやるべきことは一つだけ
以上「やらなくなった」事を上げていきましたが、成果を出すために絶対「やらなければならない」事があります。
それはチャート分析でも入るタイミングの見極めでもありません。
「資金管理」です。
何も下1桁までガチガチに計算する必要はありません。
そこまでやったところで大勢に影響はありません。
私の場合は細かい計算などしておらず「できるだけ証拠金維持率1,000%程度を維持する」ように努めています。
「資金が遊んで無駄なんじゃない?」という異論もあると思いますし否定はしませんが私はそうは思いません。
証拠金維持率に余裕が無いと「冷静な判断」が出来なくなってしまう恐れがあるからです。
例えば証拠金維持率が500%を下回り300%まで下がったとしましょう。
ここで私のようなチキンハートの人が取る行動は
「取り返そうと資金を追加しさらにナンピンする」
「そのうち戻る根拠になりそうなニュースを見つけ心を落ち着かせようとする」
FXで失敗した人なら思いあたるフシがあるかも知れません。
私がやらなくなったのと同じ行動を誘発してしまう可能性が高いんです。
冷静に考えれば万が一ロスカットされたらほぼ取り返すのは不可能ですし、耐えて戻ったとしてもそれは結果論であり戻る可能性にかけるのはギャンブルと同じなので仕切り直すのがベターです。
可能な限り証拠金維持率は高めがおすすめ
証拠金維持率かどの位までなら心が平常でいられるかはその人次第だとは思いますが、ある程度高めにしておかないと突如襲ってくるフラッシュクラッシュで大きな損失を追う可能性があります。
リスクを取ればリターンは大きいので「そんなものは織り込み済み」と損失覚悟で挑んでいる人もいるとは思いますが、大概の人はロスカットなんて喰らったらダメージが大きすぎます。
これまでトラリピなどFXで上手く行かなかった人はリスクを取りすぎていた可能性が高いです。
もし失敗した後再開するなら最初にやるべきことは人の設定の真似やらチャート分析ではなく「資金管理」と断言できます。
リピートFXは資金も心も余裕を持たせて挑みましょう。
そうすれば成功への第一歩を踏み出せると思います。