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2021年08月27日

菅首相の繰り返す楽観的メッセージが感染爆発を招いている

医療逼迫で入院できない感染者が自宅療養中に死亡する事例が後を絶たない状況にもかかわらず、菅首相の「明かりははっきりと見え始めている」という楽観的発言にさらに強い批判にさらされている。

緊急治療が必要な状態でも救急車が出動できず、国民はお先真っ暗なのに、見えているのは明かりではなく、緊急事態の火事なのだ。専門家からも首相はやるべきことをやらず、危機感通じぬと不満が拡がっているという。

記者会見で記者から「いまだ感染のピークも見通せない。国民にはその明かりは見えて、総理と同じ明かりは見えているのかどうかというのはちょっと疑問に感じている。いつになればその明かりは届くのか」などと発言の意図を疑問視する質問が出ても、首相は答えになってないような答弁を繰り返すばかりだ。

菅首相の頭の中は、厳しい現実に目をむけず、自分に都合の良い楽観的シナリオが占めていて、ぶら下がり取材などの発言は秘書官がつくり、自分の言葉で語らないため、国民には響くわけがない。

ワクチンの話に偏った楽観論ばかり繰り返してきたことが感染爆発につながっている。許し難い姿勢だ。だから首相の姿勢が信頼できない国民は66%も達しているのだ(朝日新聞世論調査)。


国民の実感とはかけ離れた発言自体が感染収束のさまたげになっており、現状認識すらできず、頼りない無能な首相は即辞めてもらいたい。





























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