主に就活生や転職活動を行っている方、またキャリアの形成に悩んでいるような方々には下記の1冊が参考になると管理人は思っていますので今回は紹介をしていきます。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 [ 森岡 毅 ] 価格:1650円 |
P&Gを経て、当時窮地に陥っていたUSJにてマーケティングを担い、経営状態をV字回復させた森岡毅さん(以下、著者)が就職活動を行う、実の娘さんのために書いた本著はキャリアを考えるうえで、参考になる部分が多くあった著書であると管理人は思っています。
著者である森岡氏は、「キャリアの目的」を仮説でも構わないから立てよ。としています。
そして「どんなこと」をしたいかという考え方をしてしまうと、基準がないことや具体性を持たせると具体性の守備範囲狭さからイメージがしにくいとしています。
また管理人自身は、「仕事のイメージ」がわかない状態で「キャリアの目的」を作ることは、やはり難しいと思っています。
例えるならば、「味の知らない料理を作る」ような状態に似ていると思います。
そんな中で著者は『具体的な「こと」から発送するのではなく、「どんな状態」であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想「状態」から発想すること』
が重要だと記しています。
管理人自身も、未来の理想「状態」をイメージすることが重要であるという部分には激しく同意します。
未来の理想「状態」を作るために逆算して考えていけば何をすべきかということはおのずと見えてくるからです。
「いまはなにをすべきか」
「どんな状態をいつまで作るべきか」
という状態を作れるようになるからです。
逆にそれが見えていないのであれば、やはり情報収集をする必要があるわけです。
その情報収集も『未来の理想「状態」』を描くための情報収集ですから、
自分のロールモデルを作るように考えてみてもらえればと思います。
『未来の理想「状態」』を実現したら何ができるようになっているかを考えながら、
キャリアの目的を考えていってもらいたいと管理人は思っています。