引用:『ほぼ日』の就職論」
「『ほぼ日』の就職論」は少し古いコンテンツで、
就職活動の対策サイトではないです。
しかし、「働くこと」の本質を考えさせてくれるサイトです。
『ほぼ日』の就職論
その、『ほぼ日』の就職論で、
糸井重里さんと「KIZUNAパートナーズ」代表取締役社長・河野晴樹さんが対談しています。
対談の中で河野晴樹さんが、
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新卒の面接をやる場合、「君がさ、これまで大切にしてきたことって何?」
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という概念的な質問をするということでした。
質問の真意としては、
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すごい答えなんて期待してないんです。
でも「やばい、聞かれた!」と
悲しそうな顔をした人は採用できない。
だけど、そこで、
嬉しそうに話をしてくれる人は、
あ、仲間になれそうかな、と思える。
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という回答でした。
10年以上、採用活動にかかわると、
「この感覚」に共感できる部分が個人的には多分にあります。
感覚的な部分なので100%正しいかはわかりませんが、
・物事を「ポジティブ」「ネガティブ」にとらえられるか
・自身に対して自信が「ある」か「ない」か
ということを表すのに河野さんは意図的に「概念的な質問」をしていると私は考えています。
新卒でこれから社会人になる人には、これまで「大切にしてきたこと」、
また、これからの将来を「ポジティブ」にとらえてほしいものです。
「大切にしてきたこと」を楽しそうに話せる人は、
社会人としてのこれからも「ポジティブ」に感じてもらえると思います。その部分が伸びしろだと思えば、
いろいろ伝えてあげたいと思うものですし、頑張ってほしいと思うものです。
上記からいえることは、
就職活動ではいかに「ポジティブ」な態度や回答が重要かということです。
新卒・中途問わずに「これから頑張ろう」という就職活動をしている方々には企業側は「期待しかない」です。
その「期待」はあくまでも、「これから頑張ろう」という姿勢に対しての「期待」です。
「失敗すると思うので、できればやりたくありません」
「自分なんて・・・」
というような、回答を聞いてしまうとどうしても企業側は就職活動をしている方に、
「期待」ができなくなってしまいます。
失敗することではなく、失敗を恐れてチャレンジをしないことには「期待」ができないのです。
だからこそ、就職活動を行う方々は「ポジティブ」な回答や姿勢を忘れずにいてほしいものです。
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