2013年05月12日
本多静六
投稿者 株式トレーダーM
アンケート あなたがもっとも尊敬する投資家(トレーダー)は?
(平成25年4月22日より現在も実施中)で本多静六さんを挙げた方がみえました。
正直、私は本多静六さんを知りませんでした。はじめ読み方を「ほんだしずろく?」なんて
思いましたが、正確な読み方はほんだせいろくさんでした。
興味を持った私は、近くの図書館に足を運び、彼の本を探しました。
投資家や経営者のコーナーか経済のコーナーに置かれているだろうとの予測
は見事はずれ、なんと哲学書のコーナーに置かれていました。
図書館で借りてきた3冊は・・・
人生と財産(私の財産告白) 本多静六 日本経営合理化協会出版局
私の財産告白 本多静六 実業之日本社
お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法 本多静六 三笠書房
本多静六の略歴は以下のとおり(引用元は下記に記載)
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本多静六(1866-1952)
埼玉県生まれ、11歳で父を失ったが、苦学ののち現在の東大農学部を卒業、日比谷公園
の設計者であり、山林、土地、株の売買で巨万の富を築く、1927年定年退官を期に、全財
産を匿名で寄付、1日1ページの原稿執筆をモットーとし、370冊あまりの本を残した。
参考文献(引用元)
人生と財産(私の財産告白) 本多静六 日本経営合理化協会出版局
私の財産告白 本多静六 実業之日本社
お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法 本多静六 三笠書房
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残念ながら現時点で、本の内容も濃く、深いのでまだこのブログで本の論評できる立場
にはないということで、後日改めて本多静六さんについて再度触れて見たいと思います。
いままで読んだ中で、本多静六さんの言葉で印象に残った言葉や行動は・・・
1、「お金は稼ぐより、使うほうが難しい」
2、「生活に最低限必要なお金を除いてその他全財産を匿名で寄付」
3、「一日1ページの原稿執筆」です。
「お金は稼ぐより、使うほうが難しい」という言葉はジョージソロスも同じことを言っています。
お金を有用に使うことを考えるのは、骨の折れる仕事のようです。また全財産を寄付する
勇気はなかなか出来そうでできないものです。いざ全財産を手放すとなると、お金に執着
心が芽生えなかなかできないことだといいます。
いずれにしても、哲学的であり、奥の深い本ですので、熟読してからもう一度特集してみた
いと思います。
興味のある方は本を買う前にまず図書館で借りることをオススメします。
本多静六さんを教えていただいた埼玉県の30代の男性の方ありがとうございました。
もし教えていただかなかったら、永遠に知らなかったかもしれません。
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