2013年04月30日
ワークマン
投稿者 株式トレーダーM
今日15時から15時10分頃に開示された適時開示情報をちらっと見て1つ気になった
会社の適時開示がありました。
7564ワークマンです。さらっと見た項目は来期予想と今期の
キャッシュフロー計算書と在庫水準です。
来期予想は、まあワークマンは毎年この程度の成長だと思います。
キャッシュフローは、昔からこの会社はキャッシュフローが潤沢なんです。
営業キャッシュフロー約47億円で投資キャッシュフローはプラス4.8億円
フリーキャッシュフローは約52億円です。
通常投資キャッシュフローは設備投資などでマイナスになることが多いんですがワークマン
は現金が潤沢にあるので3ヶ月を超える定期預金の出入りがこの項目に含まれ投資キャッ
シュフローもプラスですね。
現金残高も192億円から231億円に積みあがっています。
商品在庫はほとんど増えず、フリーキャッシュフローから支払い配当金を引いた現金が流動
資産にそのまま上乗せされてる感じです。
相変わらずこの会社のビジネスモデルは、他社に脅かされず順調なようですね。
だからといってワークマンを今から買い推奨してるわけではありません。
今の株価は3200円ですから、今はフェアバリューで、正当に評価されていると思います。
私はこの値段ではワークマンを買わないですね。
私は2008年から2009年に1200円くらいで持っていまして、その時も今と同じ成長率
だったんですが、誰にも相手にされず、株価も少しも上がりませんでした。
今1200円でワークマンが買えるなら買えるだけ買いますが、世の中そう甘くはないようです。
私が言いたいのは、ワークマンのようにフリーキャッシュフローがプラスで激しい価格競争に
巻き込まれていない会社を探しましょうということです。
え、いまだに株価が割安でそんな会社はないって?
確かに殆どないですが、探せば意外な投資先を見つけられます
私はこの間1社だけ見つけ、ポジションを積み上げているところです。
くれぐれも避けていただきたいのはたとえば2000億円の利益を稼ぐのに
毎年4000億円の設備投資を必要とするような会社への投資です。
儲かっているように見えても、毎年2000億円のキャッシュ流出が続き最後は
シャープのようになってしまいます。
シャープは韓国のサムスンに対抗するために毎年多額の設備投資を行い、最後
は会社自体がおかしくなってしまいました。
2000億円の利益を稼ぐのに300億円とか500億円とかの設備投資で充分
のような会社を探してください。
言い換えればフリーキャッシュフローがプラスの会社に投資してください。
そうすれば必ず長期的には報われると思います
以前にも長期投資銘柄の探し方私の掘り出し銘柄の探し方1を書いたことが
ありますのでよかったら参考にしてください。
偉そうなことをいってる私もいい銘柄を見つけても、待ちきれず売ったあとに暴騰して
ガッカリということを人並みに何度も経験しています。
今まで最高のミスは3046JINSですね。
リーマンショックのとき100円以下で買ってたのにほぼトントンで
売ってしまいました。週一で実店舗見にいったんですが、あの頃は毎日
ガラガラでお客よりスタッフの方が多いくらいで、暇そうでした。
まさかここまで急成長するとは、いまだに、うなされます
今ではJINSの月次情報を見るとめまいがします。
クリックしていただくと順位が上がり、励みになります。
日本ブログ村
株式投資 ブログランキング
【株式投資の最新記事】
この記事へのコメント