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家島沖に珍客?! キタオットセイか、釣り客ら発見 海面泳ぎ毛繕い 専門家「瀬戸内での目撃ない」 兵庫
11/17(日) 10:30配信
兵庫県姫路市の播磨灘で、キタオットセイとみられる生物が確認された。家島沖北約3キロで、船上で釣りをしていた同市の会社員の男性らが発見。気持ちよさそうに海面を泳ぐ姿や毛繕いをしている様子を約1分間、動画に収めた。
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発見したのは10月13日午前8時半ごろ。男性が船上で友人2人と釣りを楽しんでいると、海面で動く生き物を見つけた。黒っぽい体で、体長は1メートル超。男性は「足ひれのようなものが見えたので、最初は人間のダイバーかと思った。海でイルカやクジラを見たことはあるが、とにかく驚いた」と振り返る。
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神戸市須磨区の水族館「神戸須磨シーワールド」の中野良昭館長(55)は、動画を確認した上で「映像だけで断言できないが、キタオットセイか、トドではないか」と推測。さらに「いずれも瀬戸内海での目撃例はなく、珍しい」と驚く。
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中野館長は、千葉県鴨川市の「鴨川シーワールド」で30年以上、アシカやアザラシなどの飼育を担当。キタオットセイを保護した経験もある。中野館長によると、キタオットセイは夏に北太平洋で繁殖期を過ごし、冬から春先にかけて東北や千葉県沖まで南下。日本海側の鳥取県で保護されたケースもあり、今回はキタオットセイの可能性が高いという。
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中野館長は「群れで活動する種だが、餌を取りながら南下するうち、はぐれたのではないか。元気にグルーミング(毛繕い)しているようにも見える」と話した。(辰巳直之)
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キタオットセイ
キタオットセイ(北膃肭臍、Callorhinus ursinus)は、ネコ目(食肉目)アシカ科キタオットセイ属に分類される鰭脚類。本種のみでキタオットセイ属を構成する。単にオットセイとも呼ばれる。
分布
アメリカ合衆国西部、ロシア東部の北太平洋、オホーツク海、ベーリング海
繁殖地としてはコマンドル諸島、千島列島、プリビロフ諸島、サン・ミゲル島、ロベン島などが確認されている。サン・ミゲル島の個体群を除いて、冬季になると越冬のため南下する。
形態
全長213センチメートル。体重オス180-270キログラム。メスよりもオスの方が大型になり、メスは最大全長150センチメートル。最大体重50キログラム。吻端は短く、やや下方へ向かう。全身は細かい下毛で密に被われる。
耳介は小型。
出産直後の幼獣は全長66-69センチメートルで、毛衣は黒い。オスの成獣は頸部の体毛が伸長して鬣状になり、毛衣は黒や暗褐色。幼獣やメスの成獣の毛衣は背面が灰色、腹面が赤褐色。
⇒へ〜〜キタオットセイですか!すごいのがやってきましたね!もっと情報がほしいですが、クジラとかイルカとか迷い込んできた生き物がなかなか長生きせずに◆んじゃうことも多いから心配だよね★
⇒今日は以上で〜〜す。ほなまた!
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