2023年01月12日
腰痛から日本人の在り方を考える
ひばりクラブご覧の皆様こんにちは。武田邦彦です。
いよいよ1月4日、2023年のヒバリクラブの始動ですね。
ヒバリクラブというものはですね、社会は自分ではないと。だから社会のことにあまり真正面からぶつかると粉砕されてしまうと。大きな戦車にですね、自分が銃を持って突撃しても、なかなかデカい戦車が潰れるわけじゃない。しかし自分にもすることがある。もしくは自分の生きがいとか、自分の人生とか、家族の幸福とかいうのはそれとは違うというのが、ヒバリであります。
『手術は完璧 会心の作 でも結果的には何もよくならない』日本腰痛学会理事 菊地臣一さん
(NHKの画面から)
今日はですね、腰痛とは何かということについてお話をしたいと思います。
ここに掲げたものはですね、NHKの放送なんですが、最初にちょっとだけお断りしますけど、NHKの放送のテレビの画面を自分のカメラで撮ったものというのにですね、著作権は及ばないという判決になっていると私は認識しております。
私も大学の時にずいぶんいろいろ発信しましたので、著作権の法律及び判別はずいぶん勉強したんですが、著作権というのは事実でないもので創造的であって、まあなんかこう書物とかそうなってるものと限定されましてね。
それからもう一つは、具体的にその芸術性がなきゃいけませんから絵を模写したとかね、すごく名作を下手な画家が模写したものなんて、もちろん著作権は及ばないですね。品質が悪いやつも相当しません。
しかし日本のメディアがですね、自分たちのお金を取るために著作権を拡大解釈しましてね。なんか朝日新聞なんか、元々創作だからかな。新聞記事は事実を書いてるんで別に著作権ないんですけど、著作権の争いになったりしますね。
それからアメリカなんかはですね、税金で作ったものがアメリカ国民が使う分には著作権が及ばないです。これは当たり前ですね。だから私はNHKの受信料をずっと払ってますので、NHKの放送したものは多分私に権利があるんだろうと思いますが、これは日本ではまだはっきりしておりません。まああんまりこの著作権についてぐずぐず言いたくないですが、ちょっとだけ注釈をしましてね。
このNHKの記事は、腰痛はどういうものかというNHKの番組なんですね。
そこで非常に公明でかつ誠意があり、このお医者さんはね、とっても偉いお医者さんなんですよ。
日本の腰痛学会の、外科の人ですよ。でもう手術ではものすごい腕で、1,000回位手術をされてて、ここに言っておられるように、まあどの手術も完璧と。例えばなんかよく分かりませんけどね、私は。背骨の腰椎の間の軟骨が少し潰れてるとかですね、ずれてるとか、いろんなものを次から次と手術して、そしてこれで治ったと。もう手術は完璧であると思ってもですね、まあここに先生が述懐されてるように、全然治ってないじゃないか、という虚しさっていうかね、こんなお医者さんばっかだったら本当にいいでしょうね。
患者さんの腰痛の痛みを治してあげたい、そして手術も完璧である、良かったと思っても患者さんは腰痛がまだ続くと、こういうわけですね。
実はこの問題っていうのは非常に深いんです。私は28歳の時に腰痛を発症しましてね。それで最初はそこら辺の整形外科に行って、ああこれはこうですよとか言われてね。あまりあなたは筋肉があまり大したことないから、腹筋でもやられたらいいんじゃないですかなんて言われてね。
湿布となんかもらって帰ってきたんですよ。ロキソニンかなんか。
ところが全然治んないで、40代ぐらいの時辛かったですね。腰痛っていうのは朝、突然僕の場合腰痛が来て、そうするとまあ会社に行くのも大変なんですが、特にゴルフとか。ゴルフは50代ぐらいですが、それから家族と旅行とかね、全然ダメなんですよ。
人生ずいぶんそれで失礼もしたしね。自分も辛い思いしました。
で、どんどんどんどんひどくなってきて、あれ65ぐらいでしたかね、さんまさんの番組に出てましたらもう動けないんですよ。それでスタッフの下にこう手伝ってもらって椅子に乗せてもらって、そこから番組終わったらまたずっと支えてもらって、名古屋に帰ってきましたわけですね。
名古屋に帰ってきて、そしてそっから駅からタクシーでピューッと行ってですね、整体院に行ったんです。これはあの割合有名なっていうか、私がいつもここはいいよって言ってるブルート整体院つったかな、名古屋のところにあるんですね。ブルートっていうのが。それはキックボクシングの世界チャンピオンのトレーナーをやってた人が開業したところで、世界一流の人のトレーナーをやってたわけですから、それなりに腕もある。そこで15分ほどキュッキュッキュッってやってもらって、こうやってクックッとやったりしたらですね、それで立ってくださいって言うから、ベッドから恐る恐る立ちましたよ。ひどい時はね、ぐちゃぐちゃって崩れちゃいますから。立てるじゃないですか。歩いてください。歩いたんですよ。歩けるんですよ。それから1回だけ半年後ぐらいにちょっと調整してもらいましたが、それ以来腰が少し痛い時は、ないじゃないですよ。だけどまぁ完治ですね。いやーこれね、聖書を思い出しましたよ。
イエスキリストがね、あの頃イザリと言ったんですけど、歩けない人、イエスキリストが愛をこめてさすってね、はい、立って歩いてみなさいって言ったらイザリが歩ける、奇跡だ。
その後もう一つの経験があります。これは日本疼痛学会っていう痛みの学会のですね、名古屋で総会が行われまして。大変名誉なことに、その総会での特別公演を依頼されまして、それでお話をしました。
その時は私どういう風にその学会長に言われたかって、痛みって実に不思議なんですと。薬で治らないことはない。だけども痛くないと思うと、その瞬間に激痛が治ってしまうこともあるんです。
だから痛みというのは非常に難しくて、なんか神経が損傷してるとかそういう西洋医学的なことだけでね、痛みの本質が分かるわけじゃないので、私のこう、私ちょっと学問領域が広いもんですから、その広い領域でですね、こういうことがどう考えられるかということをお話しください、って90分ぐらいですね、お話をしました。そこで500人ぐらいの方が来られてましたかね。まあ終わった後も随分活発なディスカッションが行われました。
痛みの本質は非常に難しいということなんですね。そういう経験をしまして、私がテレビでですね、その整体師のところですごく30年来の痛みがすっかり無くなったっていう話をしましたら、なんか知らないけども、私のEメールですから結構親しい人の誰かですけど、ものすごい匿名のバッシングが来たんですよ。もう罵詈雑言なんですよ。もう毎日のように来る。そのうちね、金をどう払ったかと来たわけです。まさか健康保険使ったんじゃないだろうな。この頃整体院かなんかでいかがわしいことで使えないのに、健康保険を使う奴がいるんだ、こう来たんですね。
やっと正体が分かったんですよ。どうも健康保険組合の嫌がらせだっていうんですね。鍼灸とかですね整体とかね、接骨とかそういう日本とか東洋の医学に健康保険を使うの、全くもう阻止しようとしてるんですね。しかしどうでしょうかね。私がそれまで西洋医学の整形外科に行って腰痛を治してもらうと、理由はありますよ。なんかよく分かりません。まあとにかくこの湿布と、痛い時はコルセットしてくださいね。はい、ロキソニン。で帰るんですよ。全然直さないんです。ところが整体院は僕の腰をすっかり治したんです。ここなんです。私が言いたいのはね。一体医療とは何ですかね。治すんですかね。治さないんですかね。何を目的としてるんですか。
例えば自動車が故障したと。修理工場に持ち込む。やってくれると。2万円取られたと。直りましたか。いや見ただけなんですよ。
直りませんと言う。これで自動車修理工場は普通お金を取るんですか。取りません。
ところが医者は直せなくてもお金を取ります。これが一番の問題なんですね。だから医者が悪いってわけじゃないんです。このお医者さんみたいに、もう誠意あふれるお医者さんが日本のお医者さんの大半です。8割ぐらいそう。今度の疫病でちょっとね、そういう日本のお医者さんに対する信頼性が多分失われました。
厚生労働省の研究チームなんかの対応もありますけどね。失われたことは失われましたが、また日本のお医者さんはこういうご発言を続けてる限りは、信用を回復すると思いますね。このお医者さんは、手術は完璧だった。自分は患者さんが楽になろうと思って懸命にやった。千例もやった。だけど良くならなかった。なぜだろうか。こういうことによって医学が発達するんですが、医学ばかりじゃなくて、学問が発達するんですね。
学問を発達させるのは誠意なんですよ。正義、お金ではないんですね。これで1月1日の佐久間象山のものが今年の私の一つの軸だと言ったのがお分かりになると思いますが、佐久間象山は日本の中心は誠意、正義、礼、仁、こういったものだ。これだと、日本のように良い国になる。しかしヨーロッパの人達はお金になればいいと。その結果社会が納得したらいいって逆なんですね。
日本は社会が望むことをやる。そしてまあそのお布施としてお金をいただくという文化が日本の文化。ヨーロッパの文明って言ってもいいのかな、お金がまず欲しい。人を騙してもいい。お金を取ればいい。見かけ良ければもっといいっていう感じなんですね。
ですからヨーロッパではこういうお医者さんは現れませんよ。私はちゃんと処方に従って外科手術をして成功しました。なんかその患者さんが、その後治んないってなんか関係あるんですかってこういう感じなんです。 ここには発展もないし、戦争だけが起こるだけですね。
我々が絶対に間違っちゃいけないのは、元々職業なら職業として誠意があって正義があってやってくださるお医者さんにかかるべきだということですね。
ヨーロッパ流にお金が先に立つような医療、これはもう絶対に避けるべきですね。だけども私が時々この頃言っているように、食品安全にしても医療にしてもですね、見かけは善意なんですよ。つまり自分のお金を儲けたいときは嘘ついて善意を装いますからね。だから善意を装ってないってことはこのお医者さんなんかはっきり分かりますよ。
自分が今まで手術をしてきて努力していて完璧だったのに患者さんが治らなかったのは残念だ。これが日本であります。
これからも日本の医療界がこの筋によって、立ち直ってくれると世界一の医療になってほしいと強く願います。
武田邦彦 ヒバリクラブ
日本と科学(4)「腰痛とはなにか?」令和5年1月4日
https://youtu.be/yYa_iqwMHlg
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